テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク81位の
P・H・マチュー(フランス)を6-1, 6-3, 6-0のストレートで下し3回戦進出を決めた。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時88パーセントと高い確率でポイントを獲得し、マチューから7度のブレークに成功し、1時間28分で勝利した。
第1セット、ジョコビッチはマチュー7度のダブルフォルトに助けられ、3度のブレークチャンスを全て活かし先取する。
第2セットはマチューはサービスを立て直し序盤は両者サービスキープが続くも、第6ゲームでジョコビッチが1度のチャンスからブレークに成功する。このセット、ジョコビッチが打ったサービスがラインパーソンの顔にあたり、サングラスが飛んで行ってしまうハプニングが起きるも、ラインパーソンに怪我は無く無事試合は続行された。
第3セット、ジョコビッチはマチューのサービスゲームを全てブレークし、ファーストサービスを85パーセントの確率で入れ、ファーストサービスが入った時100パーセントの確率でポイントを獲得と完璧な試合展開を見せ第3セットをわずか22分で終え勝利した。
両者は7度目の対戦となり、ジョコビッチはマチューに6勝1敗、5連勝とした。
勝利したジョコビッチは3回戦で第28シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を6-3, 6-4, 6-4で下した地元
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。
ジョコビッチは2011年に同大会初優勝、2007・2010・2012・2013年は準優勝としており、初出場の2005年から10年連続で3回戦進出を決めた。
《ジョコビッチvsナダル 全米オープン2013年決勝の記事はこちら》
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