テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)の大会最終日となった9日に行われた男子シングルス決勝で、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第2シードの
R・ナダル(スペイン)に2-6, 6-3, 4-6, 1-6で敗れ2年ぶり2度目の優勝を逃した。
世界最高峰の舞台アーサーアッシュ・スタジアムで、ナダルと世界最高のプレーを繰り広げた決勝についてジョコビッチは感慨深く振り返った。
「世界最高の、最も重要なトーナメントでナダルと対戦する機会が与えられたことに感謝している。重要なポイントで彼は良いプレーをし、それが彼の勝利に値するという理由になったことは明らかだった。彼を祝福し、そして僕は前に進む。」
プロ転向してから現役10年目を迎えたジョコビッチは、まだまだテニスを続ける意志を明かした。
「まだ26歳、キャリアで最高の時間が来ることを信じている。そう感じているし、そうなることを信じている。それを信じる限り、試合に対する情熱が持てるんだ。それを感じ続ける限りこのスポーツを続けていくよ。これまで10年間そうしてきたようにね。」
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