テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第8シードの
A・マレー(英国)が
M・バッヒンガー(ドイツ)を6-3, 6-3, 6-4のストレートで下し、8年連続3回戦進出を決めた。
この試合、マレーはファーストサービスが入った時に83パーセントと高い確率でポイントを獲得し、バッヒンガーに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開した。
第3セットの第5ゲームでマレーは、0-40と3度のブレークチャンスを与える場面もあったが、焦ることなく安定したプレーでそれをしのいだ。
さらに、マレーは第1セットで1度、第2セットで2度、第3セットでは最終セットとなった第10ゲームで1度ブレークに成功し、1時間45分で勝利をおさめた。
3回戦でマレーは、世界ランク96位の
A・クズネツォフ(ロシア)と対戦する。
世界ランク9位のマレーは、過去同大会で2012年に
N・ジョコビッチ(セルビア)を下して優勝を果たしている。昨年は、準々決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れてベスト4進出とはならなかった。今回2年ぶり2度目の優勝を狙う。
《マレー優勝の記事はこちら》マレーは今年のウィンブルドンで、地元2連覇を狙うも準々決勝で
G・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れ、ベスト8に終わった。
全仏オープンでは、準決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れるもベスト4進出、全豪オープンでは準々決勝で
R・フェデラー(スイス)に敗れた。
先日のW&Sオープン男子準々決勝では、フェデラーと22度目の対戦となるも、ストレートで敗れてベスト4進出を逃した。
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