テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第10シードの
錦織圭(日本)が第23シードの
L・マイェール(アルゼンチン)を6-4, 6-2, 6-3のストレートで下し、2008年の初出場の時以来となる6年ぶり4回戦進出果たし、第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)との対戦を決めた。
錦織は勝利後のインタビューで「ここまで来れているのでブランクをあまり自分では感じていないぐらいいいプレーが出来ています。(足の状態について)ほぼ不安は無いです。毎試合やるたびに自信を得てきているので、かなりいい方向に向かっていると思います。」
「(ラオニチは)サーブが角度があったり、他の選手に無いようなサーブを打ってくるのでリターンがキーになると思います。ファーストもそうですけど、特にセカンドでどれだけ少ないチャンスを活かせるかというのがキーになると思います。」と話している。
両者は4度目の対戦となり、2012年の楽天ジャパン・オープン決勝、2014年のムチュア・マドリッド・オープン3回戦では錦織が勝利しているが、同年のウィンブルドン4回戦ではラオニチに初めて敗退を喫し、ラオニチは自身初のグランドスラムベスト4進出を決めた。
対戦成績では2勝1敗と錦織が勝ち越しているが、グランドスラムで敗退という悔しい1敗のリベンジに期待がかかる。
≪錦織圭 vs M・ラオニチ これまでの対戦成績≫
<2014年 ウィンブルドン4回戦>
●錦織圭 vs ○M・ラオニチ, 6-4, 1-6, 6-7 (4-7), 3-6
《ウィンブルドン4回戦の記事はこちら》<2014年 ムチュア・マドリッド・オープン3回戦>
○錦織圭 vs ●M・ラオニチ, 7-6(7-5), 7-6(7-5)
《ムチュア・マドリッド・オープン3回戦の記事はこちら》<2012年 楽天ジャパン・オープン決勝>
○錦織圭 vs ●M・ラオニチ, 7-6 (7-5), 3-6, 6-0
《楽天ジャパン・オープン決勝の記事はこちら》(コメントはWOWOWから抜粋)
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