男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は4日、シングルス1回戦が行われ、第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)が同胞の
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、ツォンガは試合を通して10本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に94パーセントと非常に高い確率でポイントを獲得した。さらに、ロジェ=ヴァセランのサービスゲームを2度ブレークに成功して1時間15分で勝利をおさめた。
2回戦でツォンガは、
J・シャーディ(フランス)と対戦する。
世界ランク15位のツォンガは今年の全仏オープン、ウィンブルドン共に4回戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦しており、いずれも敗れてベスト8進出を逃した。
《ツォンガvsジョコビッチの記事はこちら》キャリア通算10勝をあげているツォンガだが、今季はまだ優勝しておらず、今年2月に行われたオープン13決勝では、
E・ガルビス(ラトビア)に敗れて今季初のタイトル獲得を逃した。
《ツォンガ準優勝の記事はこちら》ツォンガは過去の同大会で、昨年は怪我を理由に欠場。2009年・2011年はベスト4進出を決めており、2009年に準決勝進出を果たした時は、当時世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)を破っての4強入りとなった。
さらに2011年の3回戦でも、ツォンガはフェデラーと対戦しており、その時もツォンガが勝利した。
《ツォンガvsフェデラーの記事はこちら》
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