男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は4日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク9位で第15シードの
M・チリッチ(クロアチア)が
D・イストミン(ウズベキスタン)を6-2, 4-6, 7-5で下し、2回戦進出を決めた。
両者は過去に5度対戦しており、今回が6度目の顔合わせとなった。対戦成績は5勝1敗とチリッチがさらにリードを広げた。
この試合、チリッチはファーストサービスが入った時に83パーセントと高い確率でポイントを獲得し、イストミンのサービスゲームを5度ブレークに成功して勝利をおさめた。
2回戦でチリッチは、
G・ガルシア=ロペス(スペイン)とラッキールーザーの
M・ジャジーリ(チュニジア)の勝者と対戦する。
チリッチは、今年のウィンブルドン3回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を下し、準々決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも接戦を演じた。
《チリッチvsジョコビッチの記事はこちら》また、全仏オープンでもチリッチはジョコビッチと対戦しており、その時も接戦となっていた。
チリッチは、今年2月に行われたPBZザグレブ・インドアで優勝、さらにデルレイ・ビーチ・オープンでも優勝を果たしており、今季2度のタイトルを獲得している。
《チリッチ優勝の記事はこちら》
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