今週開催されている男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子に第2シードで出場の
R・フェデラー(スイス)は、大会が行われているカナダはトロントに拠点を置いているプロホッケーチームのトロント・メープルリーフスに招待され、3日にホッケーを楽しんだ。
テニスラケットをホッケースティックに持ち替えたフェデラーは、プロの選手達からホッケーを教わったり、共に招待された
R・シュティエパネック(チェコ共和国)、
J・ソック(アメリカ)、
E・バトラック(アメリカ)、
J・ソウサ(ポルトガル)、
N・ジモニッチ(セルビア)らとチームを組みトロント・メープルリーフスとゲームを行った。
会場となったレクサル・センターに観戦に訪れていた男子プロテニス協会会長のC・カーモード氏も、その雰囲気に飲まれ飛び込みで参加するなど、場内を沸かせていた。
フェデラーはいつもテニスコートで戦っている戦友達と一緒に、違うスポーツを行えた事に大きな喜びを表し、またホッケーのスター選手達との交流が出来た事にも満足していたとイベント後に語っていた。
そして実はスケートがほとんど出来ない事を明かしたフェデラーだったが、ヨーロッパでホッケーを真似たスポーツのユニホッケーを子供の頃にしており、テニスのウォーミングアップで行っていたとも語っていた。
フェデラーはその日、自身の公式ツイッターで「今日はNHLの選手達からホッケーを教えてもらったんだ。とても楽しい時間だった。」と、呟いていた。
ロジャーズ・カップ男子で2004年と2006年に優勝しているフェデラーは、初戦となる2回戦でこの日共にホッケーを興じた
P・ポランスキー(カナダ)と
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)の勝者と対戦する。
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