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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は24日、男子1回戦が行われ、グランドスラム本戦初出場の杉田祐一(日本)は第19シードのF・ロペス(スペイン)に6-7 (6-8), 6-7 (6-8), 6-7 (7-9)と3度のタイブレークの末に敗れ、グランドスラム初の1回戦突破とはならなかった。
試合後のインタビューで杉田祐一は「やっぱり3セットともタイブレークで落としてしまったので、正直悔しい思いと充実した思いと入り混じっています。」とコメントした。
Q:今日ロペスに負けたのは、どんな差がありましたか?
杉田:プレー自体はそこまで大差はなかったと思うんですけど、やはり最後の最後のところで僕自身、少し余裕がなかったというのが正直なところです。ロペス選手は最後まで自分のプレーをしていましたし、思い切ってやってきたのでそこを打ち返すことが出来ない形が3セットともありました。
やはり大事なところでのプレーっていうのは、普段のショットと全く違うショットになるので、そういったところをどんどん経験していって、次自分から攻めてしっかりポイントが取れるような形になれば、もっとランキングは上がっていくのかなと感じています。
Q:今日の試合で印象的だったのが、とてもニコニコして楽しそうに会場に入ってきて、ここに居れる幸せ感を良い意味で噛みしめながらやっているに思えましたがどうですか?
杉田:こんな最高な舞台(テニスしてことが)本当にないので、とりあえず楽しく最後まで絶対にあきらめないプレーをしようと思っていました。なので最後まで楽しくプレー出来ました。
Q:今回が初めてのグランドスラムの本戦出場となりましたが、お気持ちは?
杉田:1番はホッとしたと言いますか、予選を突破した時にホッとして、それから本戦まで期間があったのでもう1度リセットしていい形で入ることが出来ました。
Q:ウィンブルドンの芝はいかがでしたか?
杉田:テニスの発祥の地ですし、本当に初めてのグランドスラムということで、色んな思いが込み上げてきました。
Q:きっとこれからグランドスラムの常連になれるんじゃないかというように思いました。それだけ良いプレーをしていたので、今日1番悔しい思いで帰ってくると思う試合でしたが、どうでしょうか?
杉田:ポイントを見れば僅差なところはあるんですけど、やはりテニスっていうのは1年間通して戦わなければいけないですし、このプレーを常に毎回出せるようなフィジカル面であったり精神面であったり、そういったところは簡単なことではないんですけれど、必ず実現出来ると今大会ですごい感じました。
目標を持ってミッションを立ててやっていけば、必ず夢は掴めるんじゃないかなと感じています。
Q:グランドスラム初出場がウィンブルドンで、あれだけのお客さんがいる中で競った試合をして、またここに帰って来たいと強く思ったんではないんでしょうか?
杉田:この舞台を感じたら必ず戻って来たいと思いますし、やはりここグランドスラムという舞台が選手である以上夢なので、ここで成績出すことが目標になってきますね。
Q:とりあえずの目標を教えていただけますか?
杉田:今回グランドスラム、ウィンブルドン戦って、大きな舞台で戦うことによって得るものというのは全然違ってくるので、この舞台でもっともっとチャレンジしていかないといけないと感じています。
僕は今ランキング的には、チャレンジャーでポイントを稼ぐランキングにはいるんですけど、やはりもう1つ上の舞台でこういった選手たちと戦うことによってもっともっと今後のテニスのプレースタイルも変わってくるのかなと感じています。ツアーで戦うフィジカル面と精神面をそこで戦えるように作っていきたいと思っています。
Q:ファンのみなさんにメッセージをお願い致します。
「応援本当にありがとうございました。僕はここからがスタートだと思っているので、またこの舞台に帰ってきてみなさんに応援してもらえるような選手でいたいなと思っています。今後とも応援よろしくお願い致します。」
と予選3試合を勝ち抜き、初のグランドスラム本戦に出場した杉田祐一は初戦敗退となるも、今大会についての思い、試合の振り返り、そして今後の目標について語った。
現在世界ランク145位の杉田祐一、今後はランクアップはもちろん、ツアーやグランドスラムでの活躍に期待がかかる。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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