テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は5日、女子シングルス準決勝が行われ、第4シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第28シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで下し、初の決勝進出を果たした。
この試合、ハレプはファーストサービスが入った時75パーセントの確率でポイントを獲得し、ペトコビッチから3度のブレークに成功し、1時間30分で勝利した。
第1セット、第1ゲームでブレークに成功したハレプは、第5ゲームでもブレークに成功し28分で第1セットを先取する。
第2セットは第4ゲーム、ペトコビッチに先にブレークを許しゲームカウント1-3とリードされるが、直後第5ゲームでブレークバックに成功する。その後は両者サービスキープが続き、タイブレークに突入する。
ハレプは2度のミニブレークに成功し7-4でタイブレークを取り勝利した。
両者は4度目の対戦となりハレプはペトコビッチに3勝1敗とし、ハレプが3連勝している。
22歳のハレプはグランドスラム初の決勝進出となり、決勝では第18シード、20歳の
E・ブシャール(カナダ)を4-6, 7-5, 6-2のフルセットで下した第7シードの
M・シャラポワ(ロシア)と対戦する。
両者は今年の5月、全仏オープンの前哨戦であるムチュア・マドリッド・オープン女子決勝で対戦しており、その時はシャラポワが逆転勝利している。
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