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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は4日、女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのS・ハレプ(ルーマニア)が第27シードのS・クズネツォワ(ロシア)を6-2, 6-2のストレートで下し、初の準決勝進出を果たした。
雨のため約3時間ほど遅れて始まったこの試合、ハレプはファーストサービスが入った時57パーセントの確率でポイントを獲得し、クズネツォワから6度のブレークに成功し1時間19分で勝利した。
第1セットで先にブレークを成功し、ハレプはゲームカウント2-0とするが直後にブレークを許し2-2とする。ブレークを許したハレプはその後も落ち着いたプレーを見せ4ゲーム連取し第1セットを先取する。
第1セット終了時、クズネツォワは左太ももの異常を訴え、メディカルタイムアウトを要求する。左太ももに大きくテーピングを施し戻ってきたクズネツォワだった。
第2セット、ハレプの勢いを止めようと第1ゲームはクズネツォワがサービスキープするもハレプの好調なプレーを止められず、最後の第8ゲーム、ハレプのサービスゲームでは初の準決勝進出を目前、緊張のせいか3度のダブルフォルトを犯すもハレプが勝利した。
2009年全仏オープン優勝者クズネツォワの攻撃的なストロークは影をひそめ、22歳ハレプの戦術とフットワークが勝った。
両者は5度目の対戦となりハレプはクズネツォワに3勝2敗と勝ち越た。
全仏オープン6度目の出場となるハレプ、過去の最高成績は2011年、S・ストザー(オーストラリア)に敗れた2回戦進出が最高としていたが、初の準決勝進出となり、グランドスラムを通じて初の準決勝進出でもある。
勝利したハレプは準決勝で第10シードのS・エラーニ(イタリア)を6-2, 6-2のストレートで下した第28シードのA・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦する。
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