男子テニスツアーのモンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、クレー）は２０日、シングルス決勝が行われ、第３シードのＳ・ワウリンカ（スイス）が第４シードのＲ・フェデラー（スイス）を4-6, 7-6 (7-5), 6-2 のフルセットで下し、初のスイス人対決はワウリンカが制し、同大会初優勝を果たした。
この試合、ワウリンカはファーストサービスが入った時に８０パーセントと高い確率でポイントを獲得。またフェデラーのサービスゲームを３度ブレークに成功し２時１３間分で勝利を収めた。
第１セットの第５ゲーム、フェデラーにブレークを奪われ第１セットを先取される。
このブレークが今大会、初めてブレークを許した事になる。
第２セットは序盤、第２ゲームでワウリンカがブレークに成功するも続く第３ゲームでブレークバックされる。第５ゲーム終了後、雨で少しの間中断となり、再開後は両者サービスキープが続きタイブレークへともつれる。
タイブレークではワウリンカが２ポイント目でミニブレークに成功。フェデラーもサービスエースなどで5-6まで挽回するも最後はワウリンカがポイントを取りセットカウント１-１とする。
ファイナルセットではワウリンカが第１、３ゲームと続けてブレークに成功し、流れは完全にワウリンカへと傾く。
その後は両者キープが続き、第８ゲーム最後はフォアハンドの逆クロスを決め勝利した。
ワウリンカの同大会の今までの最高成績は２００９年、Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）に敗れたベスト４が最高成績だった。
またこの勝利でワウリンカは５９人目のマスターズ1000の優勝者となる。
ワウリンカとフェデラーの対戦成績はこれで１５度目の対戦となり、ワウリンカはフェデラーに対戦成績を２勝１３敗とし、また勝利した２勝は２００９年、同大会での勝利て以来の事となる。
ワウリンカは今年のチェンナイ・オープン、全豪オープンに続き、今季３目、通算６勝目を飾った。
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（2014年4月21日0時32分）
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