男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第3シードの
R・フェデラー(スイス)を7-6 (7-3), 2-6, 6-4のフルセットで下し、大会2連覇を達成すると同時に、今季4度目のタイトルを獲得した。
決勝戦、世界ランク5位のデル=ポトロは8本のサービスエースを決め、ファーストサーブが入った時には77パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに同6位フェデラーのサービスゲームを6度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、2時間20分で勝利した。
今回の対戦により、デル=ポトロはフェデラーとの対戦成績を5勝13敗とした。昨年のスイス・インドア決勝でもデル=ポトロはフェデラーを破り、大会初優勝をしていた。
試合後、デル=ポトロは「今週で1番のプレーが出来た。終盤は特にね。」と、コメント。
加えて、スイス・インドアで過去5度の優勝を飾っているフェデラーについては「ロジャー(フェデラー)は素晴らしい選手。彼は、僕にとってのヒーロー。」
25歳のデル=ポトロは、全米オープンで元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)に敗れて2回戦で姿を消すも、その後の楽天ジャパン・オープンで優勝、上海マスターズでは準優勝を飾る活躍をみせた。
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