男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は26日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)がノーシードの
V・ポスピシル(カナダ)を6-3, 6-7 (3-7), 7-5のフルセットで下し、8年連続の決勝進出を決めると同時に、今季2度目のタイトル獲得に王手をかけた。
この試合、世界ランク6位のフェデラーは第1セットを先取し、第2セットもゲームカウント5-3とリードする。しかし、第9ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチでは、土壇場で同40位のポスピシルにブレークバックを許し、フェデラーはタイブレークの末に第2セットを落とす。
勝敗がかかる第3セット、フェデラーは自身のサービスゲームでポスピシルにブレークされ、ゲームカウント1-3とリードされる。ここから息を吹き返し、逆転に成功したフェデラーが2時間40分で試合に終止符を打った。
決勝でフェデラーは、第1シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦する。両者は昨年のスイス・インドア決勝でも対戦し、その時はデル=ポトロが優勝している。過去の対戦成績では13勝4敗とフェデラーが勝ち越している。
また、フェデラーが今大会で優勝した場合、12年連続で出場を狙っているATPワールドツアー・ファイナルへの出場が確定する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○J・M・デル=ポトロ(1) vs. ●
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス), 6-4, 4-6, 6-2
○R・フェデラー(3) vs. ●V・ポスピシル, 6-3, 6-7, 7-5
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