女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は23日、シングルス1回戦が行われ、
土居美咲(日本)が元世界ランク19位の
V・レプシェンコ(アメリカ)を6-7 (3-7), 6-0, 7-5の逆転で下し、大会初の2回戦進出を決めた。
この試合、土居美咲は第1セットでリードするも逆転で落としてしまう嫌な流れから、第2セットでは本来のテニスを発揮してゲームカウント6-0で取り、第3セットへ突入する。
第3セットでは一進一退の攻防が続くも、最後は土居美咲がレプシェンコを振り切った。
2回戦で土居美咲は、第16シードの
S・キルスチャ(ルーマニア)と対戦する。
今大会に土居美咲の他にも、
クルム伊達公子(日本)、予選2試合を勝ち抜いた
尾崎里紗(日本)が本戦へ出場する。
森田あゆみ(日本)は初戦突破、
奈良くるみ(日本)は1回戦で逆転負けを喫した。
今年の全米オープン1回戦で土居美咲は格上の
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に敗れはしたものの、1セットを奪うなど互角の打ち合いを披露した。
一方、土居美咲に敗れたレプシェンコはこれまでツアー優勝はないが、世界ランキングで2012年に自己最高となる19位を記録した実力者で、今年の全仏オープンでは3回戦進出を果たした。
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