女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は21日、本戦へ出場する
森田あゆみ(日本)、
奈良くるみ(日本)、
土居美咲(日本)、
尾崎里紗(日本)の4選手が会見で意気込みを語った。
今年の全米オープンで予選3試合を勝ち抜き、本戦では自身初の3回戦進出を果たした奈良くるみは「今回はワイルドカード(主催者推薦)をもらって本戦のチャンスをいただいたので、いいプレーを皆さんに見せれるように頑張りたいと思います。」
「1回戦からタフな相手だと思う。日本でこのような大きい大会がある事は、自分にとってもモチベーションが上がる。」
今季については「全米オープンにピークを合わせて、いい結果が残せてきた。テニスの状態はいいので、これを継続していきたい。」と、奈良くるみ。
森田あゆみは「今年初の日本でのプレーになるので、すごく楽しみ。たくさんの方にいい試合を見てもらいたい。」と、コメント。
「クレーコートシーズンまではいいテニスが出来ていたけど、その後からは正直あまり状態ではない。この大会をいいキッカケに出来ればと思います。」
森田あゆみは全米オープンを腰の怪我により欠場を余儀なくされていた。
「腰の状態が100パーセントではない。2日前にポイント練習を始めたのですが、それまでは球出し中心の基礎練習しかやっていなかった。試合が近いので、そのような事を言っている場合ではないので、今回は出来る限り頑張りたい。」
土居美咲は「やるだけなので、チャンスを活かして精一杯頑張りたいです。思い切って戦って、日本の皆さんにいいプレーをお見せ出来たらと思います。」
「今シーズンは自分の納得いくものは出来ていない。アジア・シーズンで勝ててはいないですが、内容は徐々に良くなっているので、この大会をキッカケにいいシーズンで終われるように頑張りたいです。」
予選2試合を勝ち抜いた尾崎里紗は「予選を頑張って勝ち上がって本戦に出場する事が出来たので、いいプレーをしっかりして1勝出来るように頑張りたいです。今年の初めから新しいトレーナーについてもらって、ずっとトレーニングしているので、強い体とフォアハンドのショットを見てほしい。」と、語った。
「このような大きな大会の本戦で戦うのは初めてなので、挑戦者の気持ちで皆が感動してくれるようなプレーをしたい。」
「今年の前半は勝てなくて苦しい思いをしましたが、シーズン中盤からフィジカルとともに技術も上がってきて、今はすごく調子がいい。」
また、勝利をあげられるようになった要因については「フィジカル的には振られた時の踏ん張りが強くなったので、試合の展開が上手くいくようになった。最近はフォアをずっと練習していて、ネットプレーも出来るようになった。」と、尾崎里紗。
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