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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は4日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク2位で第2シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)がノーシードから勝ち上がってきたD・ハンチュコバ(スロバキア)を6-2, 6-3のストレートで下し、2年連続となる準決勝進出を決めた。
「今日は風が強くてプレーしづらかったし、ダニエラ(ハンチュコバ)は簡単にリズムを作らせてくれない選手だから、ラリーの序盤で主導権を握られるように努めた。」
「試合を通して、あまり長いラリーがなかったから、なかなか試合に入り込むのが難しかった。必要な時に自分のレベルを上げられた事が、この試合の鍵だったと思う。」
「今はフィットネスのトレーニングを多く積んでいる。そして怪我をする度に、より強くなっていると感じているし、特に最後の怪我から今は更に強くなっていると思う。肉体的に更にレベルアップ出来ているし、自分のプレーにはフットワークが大切だから、その身体的なレベルアップは、より良いテニスをするために役立っている。」と、トレーニングの成果を実感していた。
「それに、より重いショットが打てているとも感じている。コントロールだって良くなっている。より多くのボールに追いついているし、それも体の柔軟性のお陰。」
「激しいトレーニングがちょっとずつ結果につながっている。それを目指してトレーニングもしているし、今も更に向上しようと努力している。」
ベスト4が出揃った女子シングルスだが、4選手中アザレンカを除く3人が30代の選手というのは、オープン化以来1994年のウィンブルドンに次いで2度目の事態が起きた。
アザレンカは「この事実は、テニスというスポーツが肉体的に次のレベルにきている証拠。誰もがより一層、体のケアをしているし、栄養学やフィットネスなどに気をつかっている。誰だって激しいトレーニングを積んでいる。回復だって重要。」と、コメント。
「ケアによって疲労の回復が以前より進んだ事は、ベテラン選手達が更に長い現役生活を送る事を可能にしていると思う。でもC・ウォズニアキ(デンマーク)やA・ラドワンスカ(ポーランド)のような若い世代も頑張っているし、S・スティーブンス(アメリカ)も次のステップを踏んでいると思う。」と
アザレンカは2年連続での決勝進出をかけて、第10シードのR・ビンチ(イタリア)を6-4, 6-1で振り切ったF・ペネッタ(イタリア)と準決勝で顔を合わせる。
「まず、ペネッタは素晴らしい人間。多くの怪我を乗り越えて、こうして今の好成績を見ると本当に驚き。とても良い選手だし、何でも出来る選手。」
「ボールへのタッチも素晴らしいし、バリエーションにも富んでいるし、パワーだってある。彼女はかつてトップ10にいたし経験も豊富で、多くのトップ10選手も倒している。今の彼女のランキングは関係ない。彼女は、最高のテニスをしている。」
《全米オープン 対戦表》
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