テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、女子シングルス4回戦が行われ、元世界ランク5位の
D・ハンチュコバ(スロバキア)が
A・リスケ(アメリカ)を6-3, 5-7, 6-2のフルセットで下し、11年ぶりのベスト8進出を果たした。
この試合、ハンチュコバは15本のサービスエースと46本のウィナーを決め、ファーストサーブが入った時には81パーセントの確率でポイントを獲得した。さらにリスケのサービスゲームで4度のブレークに成功したハンチュコバは、2時間1分で8強入りを決めた。
全米オープンで2002年以来11年ぶりのベスト8進出を果たした30歳のハンチュコバは、グランドスラムを全体では2008年の全豪オープン以来5年ぶりの8強入りとなった。2008年の全豪オープンではベスト4へ駒を進めている。
準々決勝でハンチュコバは、第2シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)と第13シードの
A・イバノビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。
またハンチュコバは、今大会のダブルスに6年ぶりに現役復帰を果たした元世界ランク1位の
M・ヒンギス(スイス)とペアを組み出場するも、第1シードの
S・エラーニ(イタリア)/
R・ビンチ(イタリア)組にストレートで敗れ、初戦敗退となった。
一方、主催者推薦で出場した地元のリスケは、2回戦で第28シードの
M・バーテル(ドイツ)、3回戦では第7シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)にそれぞれストレートで下す快進撃で、ハンチュコバとの4回戦へ進出していた。
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