テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は30日、女子ダブルス1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)/
A・パーラ=サントンハ(スペイン)組は昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した第5シードの
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)/
L・フラデカ(チェコ共和国)組に0-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
両ペアは今年の全豪オープン2回戦で対戦し、その時はクルム伊達/ パーラ=サントンハ組がフルセットで勝利していたが、今回はリベンジを許した結果となった。
この試合、クルム伊達/ パーラ=サントンハ組はサービスキープに苦しみ、フラヴァコバ/ フラデカ組に5度のブレークを許し、56分で敗れた。クルム伊達/ パーラ=サントンハ組は1度もブレークする事が出来ず、試合の主導権をフラヴァコバ/ フラデカ組に終始握られてしまった。
クルム伊達とパーラ=サントンハは今年のグランドスラム全4大会でペアを組んでおり、全豪オープンは3回戦進出、全仏オープンは2回戦進出、ウィンブルドンと全米オープンでは初戦敗退となった。
今大会でクルム伊達はシングルス1回戦で
P・オルマエチェア(アルゼンチン)に敗れ、大会18年ぶりの初戦突破とはならなかった。しかし、
D・マレーロ(スペイン)とのミックスダブルスでは
S・ゼン(中国)/
L・ドロウィー(チェコ共和国)組を逆転で破り、2回戦へ進出している。
一方、クルム伊達/ パーラ=サントンハ組にフラヴァコバ/ フラデカ組は、昨年のロンドンオリンピックで決勝進出を果たし、
S・ウィリアムズ(アメリカ)/
V・ウィリアムズ(アメリカ)組に敗れるも銀メダルを獲得していた。
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