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女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(アメリカ/トロント、ハード)は11日、シングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)がノーシードから勝ち上がってきたS・キルスチャ(ルーマニア)を6-2, 6-0のストレートで下し、今季8度目のタイトルを獲得すると同時に、キャリア通算54度目の優勝を果たした。
また女王セリーナは、今大会で1セットも落とさずに優勝を飾った。
今年セリーナは、全豪オープンで準々決勝敗退に終わるも、全仏オープンで2002年以来11年ぶり2度目の優勝を飾ると同時にグランドスラムでは通算16度目のタイトルを獲得。しかし、大会2連覇を狙ったウィンブルドンでは4回戦でS・リシキ(ドイツ)にフルセットで敗れた。
一方、準優勝のキルスチャは今大会で快進撃を続けていた。2回戦で第9シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)、3回戦で第15シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)、準々決勝では第6シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)、準決勝では第4シードのN・リー(中国)ら強豪を次々と破り、セリーナとの決勝戦へ駒を進めていた。
この活躍により、キルスチャは大会後に発表された世界ランキングで自己最高となる21位を記録した。
《ロジャーズ・カップ女子 対戦表》
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