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8月5日から開幕するロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は対戦表が発表されたが、そこには世界ランク5位R・フェデラー(スイス)の名前はなく、欠場となった。また、具体的な欠場理由は明かされていない。
自身のフェイスブックで、フェデラーは「モントリオールでプレー出来ないのは、とても残念。またプレー出来るのを楽しみにしている。」と、コメントしている。
過去のロジャーズ・カップ男子で、フェデラーは2度の優勝と2度の準優勝を飾っている。昨年は3回戦でJW・ツォンガ(フランス)にフルセットで敗れた。
今年に入り31歳のフェデラーは不調に陥っており、過去7度の優勝を誇るウィンブルドンでは当時世界ランク116のS・スタコフスキ(ウクライナ)に敗れる大番狂わせに見舞われた。
その後、ベット・アット・ホーム・オープンでは準決勝で当時世界ランク114位のF・デルボニス(アルゼンチン)と対戦するも、1998年にプロへ転向して以降12度目となるトップ100位圏外の選手に敗れた。
さらに、地元で行われたクレディ・アグリコル・スイス・オープンでは、初戦で当時世界ランク55位のD・ブランズ(ドイツ)にストレートで敗れる波乱が起きた。フェデラーが初戦で姿を消すのは、2010年のBNLイタリア国際男子以来3年ぶりの事となった。
また、ウィンブルドン後に発表された世界ランキングでは、2003年6月以来10年ぶりにトップ4から転落し5位へ後退した。
今年のロジャーズ・カップ男子の第1シードは、大会3連覇と4度目の優勝を狙うN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードは今年のウィンブルドンで英国人男子で77年ぶりとなる悲願の地元優勝を果たす快挙を達成したA・マレー(英国)、第3シードはD・フェレール(スペイン)、第4シードはウィンブルドンでグランドスラム初の初戦敗退と喫したR・ナダル(スペイン)。
続いて第5シードはT・ベルディフ(チェコ共和国)、第6シードはJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第7シードはR・ガスケ(フランス)、第8シードはS・ワウリンカ(スイス)となっている。
そして、日本期待の錦織圭(日本)は、マスターズ1000大会で自己最高の第9シードで出場する。
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
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