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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、第12シードの錦織圭(日本)が世界ランク110位のM・エブデン(オーストラリア)6-2, 6-4, 6-3のストレートで下し、2年連続の初戦突破を決めた。世界ランク11位の錦織は、1995年にベスト8進出を果たした松岡修造(日本)以来18年ぶりの日本人男子8強入りを狙う。
勝利した錦織は、2回戦でL・マイェール(アルゼンチン)と対戦する。世界ランク84位のマイェールは、1回戦でA・ベデネ(スロベニア)をストレートで下している。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は3回戦で第23シードのA・セッピ(イタリア)、4回戦で第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、準々決勝で第4シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する可能性がある。
昨年、錦織はウィンブルドンで初勝利をあげるも、3回戦でデル=ポトロにストレートで敗れた。
今年に入り錦織は全豪オープンで2年連続のベスト8進出を逃すも、アメリカ国際インドアテニス選手権でツアー3度目の優勝を飾った。
さらに、ムチュア・マドリッド・オープンではR・フェデラー(スイス)を破る金星をあげ、その後の全仏オープンではR・ナダル(スペイン)に敗れるも日本男子として1938年の中野文照以来75年ぶりの4回戦進出を決めた。
ウィンブルドンに向けて、錦織は大会前に行われたBNPパリバ・テニスクラシックで世界ランク2位のA・マレー(英国)と同5位のナダルと対戦し、調整を行っていた。
試合前、錦織は対戦相手のエブデンについて「全豪でやったときは、なんとか5セットで勝ちました。彼(エブデン)は芝でのプレーがうまいのでタフな1回戦になりそうです。」と、警戒していた。
錦織とエブデンは昨年の全豪オープン2回戦でも対戦し、錦織は2セットダウンの崖っぷちに追い込まれるも、大逆転で勝利した。
【錦織圭 ウィンブルドン戦歴】
<2012年>
・1回戦 勝利 M・ククシュキン(カザフスタン) 7-5, 6-3, 6-4
・2回戦 勝利 F・セラ(フランス) 6-3, 7-5, 6-2
・3回戦 敗退 J・M・デル=ポトロ 3-6, 6-7 (3-7), 1-6
<2011年>
・1回戦 敗退 L・ヒューイット(オーストラリア) 1-6, 6-7 (4-7), 7-6 (9-7), 3-6
<2010年>
・1回戦 敗退 R・ナダル 2-6, 4-6, 4-6
<2008年>
・1回戦 敗退 M・ジケル(フランス) 6-4, 5-7, 途中棄権
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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