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男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝)に第4シードで出場した錦織圭(日本)は、初戦で元世界ランク8位でノーシードのM・ヨージニ(ロシア)にフルセットで敗れ、上位進出とはならなかった。
錦織は自身の公式ブログでゲリー・ウェバー・オープンを振り返った。
「出だしは自分にとって芝1戦目ということもあり、少しプレーが固かった。」と、第1セットについて錦織はコメント。
続けて「2セット目から落ち着きを取り戻し、しっかりキープできてました。タイブレークもぎりぎりでしたが、なんとか気合でとりました。」
勝敗がかかる第3セットについては「3-3でブレークポイントがあったのですが相手のスーパープレーで取れず。その次のゲームに集中力を切らし、取られてしまいました。」と、錦織。
今季初の芝コートでのプレーについては「やはり芝ではサービスゲームがキーになるので、集中力をどれだけキープできるかです。サーブもいつもよりスピードを上げて、フリーポイントを増やせるようにしないといけません。」と、錦織は語った。
M・ラオニチ(カナダ)とのペアでダブルスにも出場した錦織は、第1シードのA・クレシ(パキスタン)/ JJ・ロジェール(アンティル)組を6-7 (4-7), 7-6 (7-5), [10-3]の大接戦を制し8強へ駒を進めるも、準々決勝ではP・コールシュライバー(ドイツ)/ ヨージニ組にストレートで敗れた。
錦織は「初めてのラオニチとのペアで不安はありましたが、とてもやりやすかったです。特に彼(ラオニチ)のサービスゲームは楽でした。立ってるだけでいいゲームもしばしば。笑」と、ペアであるラオニチについてコメント。
加えて「逆にリターンをうまく返されるとサーブが早すぎるので自分の反応が難しかった。ラオニチも前につめる時間がないのでボレーが難しくなったりという、今まで感じたことがなかったのもありました。」
コールシュライバー/ ヨージニ組との準々決勝については「お互いイージーミスが増えてしまい、あまりチャンスはなかったかな。でも少しでも芝で試合を積めたので良かったです。」と、錦織。
今後について、錦織は「まだまだ芝で自信を持って戦えるとこまではいってないですが、これからウィンブルドンまで1週間あるのでしっかり練習します。今日ドイツから移動してきてロンドン入りしました。」と、意気込みを語った。
今年に入り錦織は、5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子3回戦で元世界ランク1位でグランドスラム最多17度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)を下す大金星をあげた。
そして、全仏オープンでは4回戦でR・ナダル(スペイン)に完敗を喫すも、初の16強入りを決めると同時に、日本男子として1938年の中野文照以来75年ぶりの4回戦進出となった。さらに錦織は、6月10日付の世界ランキングで自己最高ランクとなる13位を記録した。
《ゲリー・ウェバー・オープン 対戦表》
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