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5月26日から開幕するテニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は、男子シングルスのドロー抽選が行われ、第13シードの錦織圭(日本)は1回戦で世界ランク89位のJ・レヴィン(アメリカ)と対戦する事が決まった。両者は今回が初の対戦となる。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は3回戦で第24シードのB・パイユ(フランス)、4回戦では第3シードで史上最多となる大会7度の優勝を誇るR・ナダル(スペイン)と対戦する可能性がある。
これまで錦織は、パイユと昨年のBNPパリバ・マスターズで対戦し、その時は錦織がストレートで勝利している。世界ランク26位のパイユは、先週行われたBNLイタリア国際男子で、自身初となるマスターズ1000大会でベスト4進出を果たすなど、好調を維持している。
しかし、4回戦で対戦する可能性があるナダルに対しては過去4度対戦し、0勝4敗と錦織は1度も勝利した事がない。今年の2月に膝の怪我から復帰を果たしたナダルは、今季出場した8大会全てで決勝進出を果たし、そのうち6大会では優勝を飾っている。
また、ナダルは今大会の戦績を52勝1敗と驚異的な成績を残している。ナダルに唯一勝利したのは、2009年4回戦時のR・ソデルリング(スウェーデン)である。
今年に入り錦織は、全豪オープンで2年連続のベスト16進出を果たすも、4回戦でD・フェレール(スペイン)に敗れた。その後、アメリカ国際インドアテニス選手権では自身3度目となるツアー優勝を飾った。
そして、クレーコート大会1戦目であるバルセロナ・オープン・サバデルでは3回戦でA・ラモス(スペイン)に敗れるも、2戦目となるムチュア・マドリッド・オープン男子では元王者のR・フェデラー(スイス)を破る大金星をあげベスト8進出を果たした。
3戦目のBNLイタリア国際では、過去1勝1敗としていたJ・シャーディ(フランス)の攻撃的なテニスに翻弄され、2回戦敗退となった。
昨年錦織は、左腹斜筋(脇腹)の肉離れにより、ムチュア・マドリッド・オープン男子、BNLイタリア国際男子、さらに全仏オープン欠場を余儀なくされていた。
また、現在世界ランク15位の錦織は全仏オープンで上位進出した場合、自己最高ランク更新の可能性が高いため、大きな期待がかかる。
【錦織圭 全仏オープン戦歴】
<2011年>
・1回戦 勝利 ルー・イェンスン(台湾) 6-1, 6-3, 6-4
・2回戦 敗退 S・スタコフスキ(ウクライナ) 1-6, 6-3, 3-6, 6-7 (3-7)
<2010年>
・1回戦 勝利 S・ヒラルド(コロンビア) 2-6, 4-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4
・2回戦 敗退 N・ジョコビッチ(セルビア) 1-6, 4-6, 4-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利 J・M・アラングレン 1-6, 6-3, 6-2
・予選2回戦 敗退 S・グロイル(ドイツ) 2-6, 5-7
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