HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
昨年の全米オープンを最後に引退した、男子テニスで元世界ランク1位のA・ロディック(アメリカ)が、アメリカのスポーツチャンネルであるフォックス・スポーツ1にレギュラー出演する事が明らかになった。
ロディックは、毎週月曜日から金曜日の23時から午前2時まで放送されるフォックス・スポーツ・ライブという番組に今年8月から登場する事になった。ロディックはコメンテーターとして出演するばかりか、選手へのインタビューなども行う。
「自分は長い間テニス選手だったけど、色んなスポーツのファンとしてはそれ以上長いんだ。全米で放映されている最新チャンネルのフォックス・スポーツ1。その番組の1つであるフォックス・スポーツ・ライブの一員になれる事に興奮しているよ。」と、ロディックはコメントしている。
そして「プロテニス選手としての人生を終えて、このような素晴らしいチャンスに恵まれる事は、自分の夢の1つだった。その仕事を始めるのが待ち遠しいよ。」と、語った。
ロディックは、スポーツ番組へ出演するのは初めてではなかった。2011年の全米オープン期間中にフォックス・スポーツ・ラジオに出演していた。その番組は、親しい友人でもあるボビー・ボーンズが司会を務める番組で、ボーンズと共演していた。
番組側との面接をしたロディックは「とても正直に話をしたんだ。普段通りにね。真っ直ぐに、自分の考えを曲げずに話した。きっと彼等もそれを望んでいるんじゃないかな。ありふれた平凡な番組だったり、ありきたりの意見を言うような人間は望んでいないはずさ。」と、ありのままの自分をみせた事を明かした。
加えて「アスリートの裏側もしっかり伝えたいんだ。試合への準備する光景だったり、プロ選手のビジネスとしての一面だったり、大舞台や大一番へ向けての選手達の思いなどをしっかり伝えたい。」とロディックは、番組への熱意も語っていた。
フォックス・スポーツの役員であるスコット・アカーソン氏も「もしロディックがしっかり仕事をしてくれたら、彼は知識もあり知性のあるコメントをしてくれるはずさ。」と、ロディックに期待を寄せている事を語った。
さらに「彼自身の人間性だって素晴らしく、他のスタッフとも最高の調和をみせてくれるはず。きっと成功するよ。そうならなかったら本当に驚きさ。彼はこの番組にぴったりな人間なんだ。」と、ロディックに太鼓判を押していた。
番組にロディックが登場するのは、8月17日からの予定となっている。
■関連記事■
《ロディック「今は何をしているかって?」◇マイアミ・テニス・カップ》
《アメリカテニス界を牽引したロディック涙、「何から言おう」◇全米オープン》
《ロディック「この大会で最後にすることを決断しました」◇全米オープン》
《【コラム】ロディック、ギルバートと手を組み栄冠◇第1弾 2012引退シリーズ その1》
《【コラム】ロディックに「フェデラー」という壁が立ちはだかる◇第1弾 2012引退シリーズ その2》
《【コラム】フェデラー最大の被害者となったロディック「自分がどう感じるかが重要」◇第1弾 2012引退シリーズ その3》
(翻訳・記事/弓削忠則)
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.