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男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、インドアハード)は、シングルス決勝戦が行われ、第5シードの錦織圭(日本)がノーシードのF・ロペス(スペイン)を6-2, 6-3で下し、今季初優勝すると同時に、自身3度目となるツアー優勝を果たした。今大会で錦織は、1セットも落とさずに優勝を飾り、準々決勝では第1シードのM・チリッチ(クロアチア)を圧倒した。
これまで錦織は、2008年のデルレイビーチ国際テニス選手権と2012年の楽天ジャパン・オープンでの2大会でツアータイトルを獲得していた。また、2011年の全米男子クレーコート選手権とスイス・インドアでは、準優勝に終わっていた。
決勝戦の第1セット、錦織は第1ゲームでネットに出るロペスに対し、鮮やかなパッシングショットなどを決め、ブレークする好スタートを切る。さらに、第5ゲームもブレークした錦織は、ロペスに1度もブレークを許さず、第1セットを先取する。
第2セットに入っても好調を維持した錦織は、第1ゲームでバックハンドのパッシングショットを決めブレークに成功、ゲームカウント1-0となる。その後は、両者サービスキープを続けるも、第9ゲームで錦織がこのセット2度目のブレークを決め、錦織のツアー3勝目が決まった。
錦織とロペスは過去1度対戦し、その時はロペスがストレートで勝利していた。
敗れた31歳のロペスは、2012年に自己最高ランクの15位を記録していた。
今年に入り錦織は、ブリスベン国際男子でベスト4進出を果たすも、準決勝のA・マレー(英国)戦で左膝の負傷により、途中棄権を申し入れた。また全豪オープンでは、昨年に続きベスト16へ進出するも、4回戦でD・フェレール(スペイン)に敗れ、2年連続の8強入りを逃していた。
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