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女子テニスのチャレンジャーシリーズ第２戦のロイヤル・インディアン・オープン（インド/プネー、賞金総額１２万５０００ドル、ハード）は５日から開幕し、今大会には日本から第２シードで土居美咲（日本）、第５シードでクルム伊達公子（日本）、奈良くるみ（日本）の３選手が本戦にエントリーしている。

いずれも火曜日に１回戦を迎え、土居は地元から主催者推薦のＰ・バンブリと、クルム伊達は予選を勝ち上がったＲ・スンカラと、奈良はＯ・サウチュック（ウクライナ）とそれぞれ対戦する。

このチャレンジャー・シリーズは今季から新設された大会で、ＷＴＡツアーのインタナショナル大会とツアー下部大会の間に位置するＷＴＡが管轄する大会で、その第１戦が先週台湾の台北で行なわれ、今週がその第２戦。この２大会が今季のチャレンジャー・シリーズとして行われている。

今週発表の世界ランクで９７位と初のトップ１００入りを果たした土居と対戦するバンブリは、現在は６７１位の２０歳。２０１１年８月に自己最高位の６３２位を記録した選手。今季は９月にインドの１万ドルのサーキットで優勝した他、６月のインドの１万ドルでも準優勝を飾り、今季ここまで１万ドルのサーキットを中心に１１大会に出場し１５勝１０敗の成績を収めている。

クルム伊達と対戦するスンカラは、現在は自己最高位の世界ランク５７４位とインド人女子第３位にいる１９歳。今季は５月のインドの１万ドルのサーキットで優勝と１万ドルでは３度のベスト８。１万ドル大会と２万５千ドル大会を中心に１５大会に出場し１５勝１４敗の成績。

奈良と対戦するサウチュックは、現在世界ランク１９６位ながら２００８年５月に自己最高位の７９位を記録した２５歳。今季は出場した４度のグランドスラムとＷＴＡ大会の予選では全て予選敗退。５月にモロッコの２万５千ドルのサーキットで準優勝を飾っている。先週フランスで行なわれた５万ドルのサーキットでは予選を勝ち上がってベスト８入りを果たしており、今季の成績を２１勝２５敗としている。

また今大会にはダブルスにクルム伊達と奈良がペアーを組み本戦にエントリーしている。１回戦では主催者推薦のＡ・ブハルガヴァ/ Ｓ・シャパタヴァ組と対戦する。

この日行われた試合結果は以下の通り。

Ｄ・ヴィキッチ (3) ○-× Ｖ・ウォンテアンチャイ, 6-0, 6-1
Ｅ・スヴィトリナ (7) ○-× Ａ・クレパック（スロベニア）, 6-3, 6-2
Ｒ・ブホサレ ○-× リー・ソラ, 3-6, 7-6 (7-4), 6-4
リウ・チャン ○-× Ｐ・トンバレ, 3-6, 6-2, 6-4
Ｎ・ラチーワカーン（タイ） ○-× Ｊ・グルシュコ, 6-3, 7-5
Ｌ・クムクーム（タイ） ○-× チャン・ウィンヤウ, 6-4, 6-4
ヅォウ・ウィミャオ ○-× ズゥ・ウィーファン, 6-0, 6-1

今大会の優勝賞金はシングルス２万ドル、ダブルス５５００ドル。

(翻訳/弓削忠則)