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男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、賞金総額55万3125ドル、ハード)は22日、シングルス3回戦全8試合を行い、元世界ランク1位で第5シードのA・ロディック(アメリカ)がS・ダルシス(ベルギー)の前に6-7 (6-8), 6-7 (3-7)で敗退する波乱のなか、第3シードのJ・アイズナー(アメリカ)がベスト8入りするなど、アメリカ勢に明暗が分かれた。
元世界ランク1位で現在21位のロディックは、試合を通して同81位のダルシスに3回ブレークポイントを握られたが1度もブレークを許さなかった。対するダルシスもロディックに1度握られたブレークチャンスをしのぎ、試合の行方はタイブレークへ委ねられた。
ロディックは「今日のサーブには合格点を上げられるけど、リターンがあまり良くなかった。しっかりボールを打てず、大事なポイントでは彼(ダルシス)の方が良いプレーをしていた。」と語るように、いずれのタイブレークを制する事ができず、1時間52分で敗退する結果となってしまった。
勝利したダルシスは「今大会でこんな勝利を上げられるなんて思っていなかった。ここまであまり調子が良くなかったけど1回戦、2回戦と好調なプレーが出来て、3回戦では更に良いプレーが出来たんだ。サーブも良くて攻撃的なプレーも出来た。全米オープンを前にこんな勝利が出来た事は、明るい材料だね。」と、思わぬ勝利に喜びを隠せなかった。
その他の地元アメリカ勢では、第3シードのアイズナーが第13シードのJ・メルツァー(オーストリア)を6-4, 6-3のストレートで下し、ベスト8入りを果たした。
205cmの長身から繰り出すサーブが武器で世界ランク10位のアイズナーは、同36位のメルツァーに試合を通して1度もブレークポイントさえ握らせず、各セットで1度ずつのブレークをメルツァーから奪うと71分の快勝で勝利を物にした。これでアイズナーは、メルツァーとの3度目対戦で初めて勝利を飾った。
準々決勝でダルシスは第2シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と、アイズナーはD・ゴファン(ベルギー)と、それぞれ対戦する。
ベルディフは第16シードのJ・ニエミネン(フィンランド)を6-3, 6-2で、ゴファンはL・クボット(ポーランド)に6-3, 1-6, 7-6 (7-5)の接戦を制しての勝ち上がり。
この日の試合結果は以下通り。
JW・ツォンガ(フランス) (1) ○-× S・スタコフスキ(ウクライナ), 7-6 (7-1), 6-4
T・ベルディフ (2) ○-× J・ニエミネン (16), 6-3, 6-2
J・アイズナー (3) ○-× J・メルツァー (13), 6-4, 6-3
A・ドルゴポロフ(ウクライナ) (4) ○-× D・ナルバンディアン(アルゼンチン) (14), 6-3, 6-4
S・ダルシス ○-× A・ロディック (5), 7-6 (8-6), 7-6 (7-3)
M・グラノジェルス(スペイン) (6) ○-× E・ガルビス(ラトビア), 4-6, 6-3, 6-2
S・クエリー(アメリカ) (7) ○-× F・ロペス(スペイン) (9), 6-3, 6-4
D・ゴファン ○-× L・クボット, 6-3, 1-6, 7-6 (7-5)
今大会の優勝賞金は7万3930ドル。
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