HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのイタリアコム・オープン(イタリア/パレルモ、賞金総額22万ドル、クレー)は12日、シングルス2回戦3試合が行われ、L・ロブソン(英国)が第2シードのR・ビンチ(イタリア)に6-3, 7-5のストレートで勝利、ベスト8に進出するという番狂わせが起きた。
試合開始から4ゲームを連取したロブソンは、そのリードを守りきり第1セットを先取したものの、第2セットに入ると世界ランク27位のビンチに反撃を許しゲームカウント1-4とリードされてしまう。
さらにゲームカウント4-5の場面を迎えたロブソンであったが、ここから3ゲームを連取して一気に抜け出して勝利、1時間33分で自身初となるツアー大会ベスト8入りを果たした。
4年前の14歳の時にウィンブルドンのジュニア部門で優勝しているロブソンは、昨年のUSオープン1回戦で当時47位の森田あゆみ(日本)に勝利していた。
早くも大会を去ることとなったビンチは「次はバスタードの大会に出場し、それからオリンピックに臨みます。ドローが重要になるでしょう。私、S・エラーニ(イタリア)、F・ペネッタ(イタリア)、そしてF・スキアボーネ(イタリア)はメダルを狙っています。」と、オリンピックへの意気込みを語った。
18歳で世界ランク113位のロブソンは、準々決勝でC・スアレス・ナバロ(スペイン)と対戦する。第5シードのスアレス・ナバロは、A・タチシュビリ(グルジア)に6-1, 3-2とリードした場面でタチシュビリが右足の負傷を理由に棄権、ベスト8入りとなっている。
残る試合では、第8シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)がJ・コーエンに3-6, 6-3, 7-5の逆転勝利でベスト8入りを決めている。また第3シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)は、対戦する予定だったK・マロシが試合前に肩の負傷のために棄権したため、試合をすることなくベスト8進出となった。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.