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男子テニスの世界ランク1位であるN・ジョコビッチ(セルビア)が、ムチュア・マドリッド・オープンで今年から採用されたコートサーフェス、ブルークレーについて、その使用を認めたATPに対し、R・ナダル(スペイン)と同じく批判的な意見を述べている。
今年はディフェンディング・チャンピオンとして同大会に臨んでいるジョコビッチは、火曜日に予定されている初戦を前に、男子テニスツアーを統括するATPがトップ選手たちから十分な意見を求めることなしにコートサーフェスの変更に踏み切ったとしている。
「選手の立場から少し残念だったのは、選手たちが賛成することなしに変更が決まってしまったこと。」とジョコビッチ。「もしトップ選手によるテストをして、さらに賛同を得られたうえでの変更だったら話は別です。彼らの言うことにも価値があります。」
「残念なことに、今回はそうではありませんでした。ATPは選手の権利を守るために、もっと良い仕事をするべきでした。」
今大会が開幕する前の金曜日、ナダルはマスターズ大会においてサーフェスの変更を容認したATPは間違いを犯していると、痛烈に批判している。
その一方でATPによると、必要なテストを行ったうえで今大会のサーフェス変更を認めたとし、今後のことについては今週中に選手達から意見を汲み上げてから決定するとしている。ただ、ATPは今回の変更を「革新的」としており、サーフェスの色を変更したことによるボールが見やすくなったと自信を持っている。
大会が開幕してから数日、コートに対する主な批判の一つとして、滑り過ぎるという声が挙がっている。
「誰も怪我をしないよう、立派なテニスが1週間通してできるように願っています。」とジョコビッチ。「誰にとっても、この1週間で何が起きるかは興味があることでしょう。僕はベストを尽くせるように準備をするだけです。」
その一方、月曜日に行われた初戦に勝利したS・ウィリアムズ(アメリカ)は「赤から青に変わったからと言って、大きな違いがあるとは思わないわ。色のこと以外は同じだと思うし、前よりも泥だらけにならないから、こっちの方が好きよ。」と、新しいコートに肯定的な考えを述べている。
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