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男子テニスツアーのバークレイズ・ドバイ・デューティ・フリーテニス選手権(カタール/ドバイ、賞金総額170万475ドル、ハード)は3日、シングルス決勝が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が第3シードのA・マレー(英国)に7-5, 6-4で勝利、今大会で5度目となるタイトルと優勝賞金40万9170ドルを手に入れた。
世界ランク3位のフェデラーはこれで今季2勝目のタイトルとなった。またキャリア通算では72勝目となる。
今大会では全試合をストレートで勝っているフェデラーは「完璧だね。素晴らしいことだよ。どんなタイトルも良いものだよ。マレーには負け越していたしね。」と、優勝の喜びを語っている。
歴代最多となるグランドスラム16勝を達成しているフェデラーであったが、マレーに対しては6勝8敗と負け越していた。しかし、決勝での対戦では、3勝2敗でフェデラーが勝ち越していた。
準決勝では第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に勝利していたマレーであったが、この日は試合を通してファーストサーブが48%の確率でしか決まらなかった。
「第2セットではミスが多すぎましたし、彼のプレーが第1セットよりも攻撃的でした。」とマレー。「わずか数ポイントがセットの行方を左右することもあります。ラッキーショットでも素晴らしいショットでもセットを決めることがあります。」
昨年のツアーファイナル以来となった両者の対戦、まずはマレーが第1セット第6ゲームでブレークチャンスを迎える。しかし、ここはフェデラーがピンチを切り抜けると、第11ゲームでブレークに成功、52分で第1セットを先取する。
第2セットではフェデラーが先にブレークに成功するが、マレーが第6ゲームでブレークバックに成功し3-3に追いつく。しかしフェデラーは第9ゲームでこの試合3度目のブレークに成功すると、続くゲームをしっかりとキープ、1時間36分で優勝を決めた。
「両セットとも接戦でした。自分でチャンスを生み出すことがアンディよりもできたと思います。」と、フェデラーは球足の速いサーフェスでのプレーについてコメントを残している。
一方のマレーは決勝で敗れたものの、大会を通しての自分のプレーには満足しているようだ。「今日はタフな試合でしたが、昨日も一昨日も良い勝利でした。去年のこの時期は全く違う状況でしたから、今週のプレーには満足しています。」
またマレーは、今大会でのプレーがこれから出場するマスターズ大会に良い影響を与えてくれると考えている。「このコートでここまでできたのは良かったです。インディアンウェルズとマイアミの環境はこことは大きく違います。もっと球足が遅いコートが、自分のプレーに合ってくれると思います。」
30歳のフェデラーもインディアンウェルズで行われるマスターズに出場するが、その前にニューヨークで行われるエキシビションマッチに出場、A・ロディック(アメリカ)と試合を行う。
「自信に代わるものはありません。」とフェデラー。「素晴らしいプレーをしています。」
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