- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコビッチがナダル破り初優勝◇USオープン

テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会15日目の12日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がディフェンディング・チャンピオンで第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-2, 6-4, 6-7 (3-7), 6-1で撃破、今大会では自身初となるタイトルと優勝賞金180万ドルを手に入れた。

「大きな試合では、勝者はわずか数ポイントという小さな差で決まります。」とジョコビッチ。「勝者というのは、より強く自分の勝利を信じた選手だと思います。」

この日の勝利でジョコビッチは、今季の通算成績を64勝2敗とするとともに、10勝目となるタイトルとなった。

「素晴らしい1年です。そして、まだ続きます。」

またジョコビッチは、世界ランク2位のナダルに対し、今季の対戦成績を6勝0敗とした。この6試合は全て決勝となっており、今大会を含むハードコートが3大会、クレーコートが2大会、そしてウィンブルドンとなっている。全豪オープンでも優勝しているジョコビッチは、これでオープン化以降6人目となる1シーズンでのグランドスラム3勝を達成した事になる。

昨年の決勝でジョコビッチを下し、生涯グランドスラムを達成していたナダルは「もちろん残念です。しかし、彼は信じられないプレーをしていました。彼が今シーズンにしていることを真似するのは不可能です。」と、ジョコビッチの強さを称えた。

残り数ヶ月となった今シーズン、ジョコビッチはツアー最高勝率の歴代記録の更新も可能になってきた。これまでの最高記録はJ・マッケンロー(アメリカ)が1984年に記録した82勝3敗となっている。しかし、この年のマッケンローはグランドスラムで2勝しかしておらず、全仏オープンでは決勝で敗れ、全豪オープンは出場すらしていなかった。

現役選手での最高記録は、R・フェデラー(スイス)が2005年に記録した81勝4敗となっている。この年のフェデラーは全豪オープンと全仏オープンでベスト4、ウィンブルドンとUSオープンでタイトルを獲得していた。

昨シーズンまでジョコビッチに対し16勝7敗としていたナダルは「彼はどんな時でも、もう1球、もう1球とラリーを続ける自信に溢れています。彼のフォアハンドも、バックハンドも以前より強くなったわけではありません。サーブもです。」と、今シーズンのジョコビッチについてコメントしている。

この意見にジョコビッチも否定する事はなく「ここ数年、自分のプレーの大きな部分に変更はありません。ストロークの大部分は、この2、3年は同じだと思います。だけど、これまで打っていなかったようなショットを打つこともあります。」と、自らのプレーについてコメント。

今シーズンが始まったとき、ジョコビッチは2008年の全豪オープンが唯一のグランドスラムタイトルだった。しかし、短いオフの期間にジョコビッチはサーブを大きく向上させ、減量にも取り組んだ。さらに、デビスカップで祖国セルビアのエースとして世界一の座を掴んだことで、新たな自信を身に着けていた。

ジョコビッチは今シーズンの開幕から43連勝を達成していたが、全仏オープン準決勝でフェデラーに敗れ、連勝記録を止められていた。また今大会の前哨戦であるシンシナティ・マスターズの決勝、A・マレー(英国)にリードを奪われると、肩の負傷を理由に途中棄権したのが今季2敗目だった。

昨年の決勝と同じ顔合わせとなったこの日、大会連覇がかかるナダルが第1セット2-0とリードを奪い先手を握る。しかし、ジョコビッチがここから6ゲームを連取して一気にセットを奪取、試合の主導権を握る。

第2セットもナダルがゲームカウント2-0と先にリードするものの、ジョコビッチは4ゲームを連取してリードを奪い返すと、第9ゲームでこのセット3度目のブレークに成功、そのまま逃げ切り2セットアップとリードを広げる。

第3セットで先にブレークに成功したのはジョコビッチ、第3ゲームでブレークしたジョコビッチは2-1とリードを奪うが、その直後のゲームでナダルがブレークバックに成功する。続く2ゲームもお互いにブレークに成功すると、その後はサービスキープが続いたが、第11ゲームでブレークしたジョコビッチが6-5とリード、自らのサービスゲームを迎える。

しかし、この土壇場でナダルはブレークバックに成功すると、このセットはタイブレークに突入する。これまでグランドスラム決勝でストレート負けを喫していないナダルは、このタイブレークで5-1とリードを奪うと、そのままセットを取り返す。

そして第4セット、第2ゲームでブレークしたジョコビッチが3-0とリードを奪うと、今度はナダルに反撃のチャンスを与えないプレーを展開、第6ゲームでもブレークに成功したジョコビッチは、4時間9分で勝利の瞬間を迎えた。

「結論から言うと、グランドスラムで勝つことが全てです。僕らのスポーツでは、最も価値がある大会なのです。」とジョコビッチ。「今は、感情的にも体力的にも精神的にも力を使い果たしました。」

そして優勝杯を手にしたジョコビッチは「しかし、このトロフィーを手に入れました。このために戦っていたのです。」と付け加えた。

(2011年9月13日14時27分)

その他のニュース

11月14日

【告知】綿貫陽介・内田海智 準決勝 (20時31分)

【1ポイント速報】綿貫陽介ら 日本勢準々決勝 (18時20分)

綿貫陽介 3年ぶり4度目の4強 (16時17分)

島村颯人が優勝 10歳以下の全国大会 (14時54分)

坂本怜 第1シードに惜敗で4強ならず (13時43分)

40歳以上限定!混合ダブルス大会開催 (12時58分)

松岡隼 快進撃で初の4強 (11時46分)

西岡良仁 今季終了「半年は怪我」 (8時32分)

アルカラス 3年ぶり年間世界1位達成 (7時23分)

6試合目で初白星、最終戦4強入り (6時14分)

11月13日

西岡良仁 棄権で全豪OPは予選濃厚 (17時00分)

元世界2位 第1子妊娠を発表 (13時27分)

トゥロター わずか59分で初戦突破 (12時08分)

日本 ユナイテッド杯 初出場へ (10時03分)

【中止】西岡良仁vsヒュースラー (8時15分)

快勝シナー 3年連続の最終戦4強へ (7時13分)

逆転勝ちで最終戦初の4強に望み繋ぐ (5時59分)

11月12日

綿貫陽介 2年連続6度目の8強 (19時47分)

【1ポイント速報】兵庫ノアCH 日本勢1・2回戦 (18時50分)

島袋将 日本勢対決制し初戦突破 (18時28分)

坂本怜 逆転勝ちで初の8強 (16時28分)

40歳以上限定!女子ダブルス大会開催 (14時55分)

餃子150個争奪!混合ダブルス大会開催 (14時54分)

アルカラス 年間1位確定に王手 (13時34分)

松岡隼 チャレンジャー大会初の8強 (12時36分)

望月慎太郎 予選勝者に屈し初戦敗退 (11時49分)

試合直前に観客がプロポーズ! (9時34分)

世界9位 激闘制し最終戦初白星 (8時18分)

アルカラス 逆転勝ちで最終戦2連勝 (6時07分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!