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男子テニスツアーのファーマーズ・クラシック(アメリカ/ロス・アンゼルス、賞金総額61万9500ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのM・フィッシュ(アメリカ)が第8シードのI・クニツィン(ロシア)を6-2, 6-4のストレートで下し、準決勝に駒を進めた。
試合後、世界ランキング9位のフィッシュは、試合開始当初に5ゲーム連続でサービスブレークが続いたことについて「少し変な試合でした。ですが、幸運にもリードを保ち、サービスをキープし、ネットに出ることができました。」と話した。
フィッシュは第1セットを6-2で奪うと、第2セットでは第5ゲームでブレークに成功、そのままリードを生かして勝利を収めた。
フィッシュは準決勝で同胞のR・ハリソン(アメリカ)と対戦する。ハリソンは準々決勝でルー・イェンスン(台湾)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
19歳のハリソンは先週のアトランタの大会で自身初のベスト4入りを果たしていた。そのとき敗れた相手がフィッシュだった。
今大会ではアトランタのベスト4入りがフロックではなかったことを証明しているハリソンは、次のように話している。「フィッシュは絶好調です。またトップ10選手でもあります。先週も敗れています。リベンジしてみたいと思っています。」
ハリソンはまた、先週の敗戦から好機を見出すヒントを得た、と述べており、準決勝に注目が集まる。
一方、ハリソンに敗れた27歳のルーは今季絶不調で、6大会連続で初戦負けを喫していた。しかし今大会でベスト8入りしたことで復調の兆しが見えてきている。
今大会のルーは第3シードのM・バグダティス(キプロス)を撃破しての準々決勝進出だった。準々決勝でもハリソンに対して第1セットの4-3からブレークに成功、そのまま同セットを先取する。
第2セットの序盤でブレーク合戦をみせた両者は、第7ゲームでルーがブレークポイントを数本手にするが、それをものにできずにハリソンがキープに成功する。
続く第8ゲームではルーの痛恨のダブルフォルトなどで逆にハリソンがブレークに成功、5-3とリードすると、そのままハリソンが第2セットを6-3で取り返す。セットポイントはハリソンの見事なサービスエースだった。
第2セットについてルーは「チャンスがたくさんありました。しかし大切なポイントでいいプレーができませんでした。」と振り返った。また第7ゲームでブレークできなかったことについて「その後、少し気持ちが沈んでしまいました。」と肩を落とした。
天王山のファイナルセットでは、ハリソンが第7ゲームでブレークに成功、リードを保ちつつ最後は2本目のマッチポイントをものにし、激戦に終止符を打った。
ドローの他の山では、A・ボゴモロフJR(ロシア)が第4シードのT・ベルッチ(ブラジル)を1-6, 6-4, 6-1の逆転で下し、ベスト4入りを決めた。
ベルッチは5月のマドリード・マスターズでN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたもののATPツアーで初のベスト4入りを記録していたが、ボゴモロフJRの前に惜敗した。
世界ランク64位のボゴモロフJRは、準決勝でE・ガルビス(ラトビア)と対戦する。
ノーシードながら勝ち進んできたガルビスは、第2シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-2, 6-4のストレートで下し、ベスト4進出を決めている。
2009年の全米覇者デル=ポトロは、手首の故障で2010年のシーズンの大半を棒に振っていた。ランキングは一時、400位圏外となってしまったが、復帰後は順調に勝利を重ね、現在は19位まで戻してきている。
一方のガルビスは今年2月に世界ランク21位まで上り詰めたが、現在は84位にまでランクを落としている。
今大会の優勝賞金は11万3000ドル。
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