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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額210万ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、昨年覇者で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が予選勝者のJ・アイズナー(アメリカ)を7-6 (7-1), 6-4で下し、見事、決勝に駒を進めた。
世界ランク2位のジョコビッチはベースラインからのしっかりしたプレーと鋭いネットプレーで、12本あったブレークポイントのうち3本をものにし、接戦をものにした。ジョコビッチがブレークされたのはわずかに1度だった。
試合後、ジョコビッチは「試合を通じてチャンスがたくさんあった。必要なときにそのチャンスを生かすことができた。勝ててうれしい。」と話している。
ジョコビッチとアイズナーは以前に1度だけ対戦があり、そのときもジョコビッチが勝っていた。それは3月のデビスカップでのことだったが、そのときは大接戦で、試合時間は4時間以上にも及び、マッチポイントは6本もあった。このときジョコビッチは、206cmの身長から繰り出される約210kmのサービスに苦しんでいた。
しかし今大会では、ジョコビッチはアイズナーのサービスに関して「リターンが楽になっていた。特に第2セットではね。」と話している。
またジョコビッチは「今日の試合の鍵はリターンにあるのは分っていた。また彼を長いラリーに誘い込むことも鍵だった。そこにチャンスがあると考えていた。」と述べた。
全米オープンで準優勝し、調子のよいジョコビッチは、来週の上海マスターでR・フェデラー(スイス)やR・ナダル(スペイン)と対戦するのを楽しみにしているようだ。「(今大会の)決勝戦についても十分なエネルギーが残っているし、もちろん上海マスターズにもね。今は調子がいいし、自信がある。このまま行きたいね。」
またジョコビッチは、トップ8人のみが参加できる11月末のロンドンでのATPワールド・ツアー・ファイナルへの出場権を既に手にしている。ジョコビッチは4年連続の出場となっている。
そのジョコビッチは決勝で第8シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは準決勝でI・リュビチッチ(クロアチア)を6-4, 4-6, 6-4で振り切っての決勝進出。
今大会の優勝賞金は50万ドル。
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