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女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額22万ドル、ハード)は22日にシングルス2回戦8試合を行い、第1シードのA・ドゥルゲル(ルーマニア)がE・ビュチコワ(ロシア)を4-6, 6-1, 7-5の逆転で下すなど、ベスト8が顔を揃えた。
第1セットを先取されたドゥルゲルだったが、第2セットではビュチコワを圧倒し、勝敗の行方は第3セットへと持ち込まれた。その第3セットでは3ー5と2ブレークダウンの崖っぷちに立たされたドゥルゲルだったが、そこから集中力を一気に高め4ゲームを連取して、波乱に巻き込まれることなく準々決勝へ駒を進めた。
「生き残ることができて嬉しいわ。とても接戦だった。大事なポイントでミスが出てしまって、あんな接戦になってしまったの。彼女(ビュチコワ)もとても良いプレーをしていたから、こうして勝利を飾れたことには満足しているわ。」と、ドゥルゲルは試合を振り返っていた。
準々決勝でドゥルゲルは第5シードのM・ニクルスク(ルーマニア)と顔を合わせる。ニクルスクはE・イバノワ(ロシア)を0-6, 6-0, 6-1と、両者出入りの激しい試合を制しての勝ち上がり。
地元の期待を受ける第2シードのA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)もJ・クレイバス(アメリカ)を7-5, 6-7 (6-8), 6-2で破っての勝ち上がり。第1セットでは3-5とリードされセットポイントを握られてからの逆転で先取したアマンムラドワは、第2セットは逆に5-3リードから追いつかれ、タイブレークの末に奪い返されてしまう。
それまでシーソーゲームとなったこの試合だったが、第3セットでは地元の声援を味方に付けたアマンムラドワへ勝利の女神がほほ笑み、これまで5回対戦して全敗と苦手としていたクレイバスから初めて勝利を飾った。2年連続の決勝進出へ向けて、A・パノワを6-4, 6-2で下した第7シードのA・クドリャフツェワ(ロシア)と準々決勝で対戦する。
一方、第3シードのA・チャクエタゼ(ロシア)はウィルス性の風邪をこじらせ、E・ロディナ(ロシア)との試合中、6-7 (4-7), 2-3とリードを許したところで途中棄権を申し入れて、早くも大会を去る結果となってしまった。ロディナは自身初の準決勝進出を懸けてS・ボーゲル(スイス)と準々決勝を行う。ボーゲルは第8シードのM・カメリン(イタリア)を6-4, 6-1のストレートで下す金星をあげていた。
その他、第4シードのE・ヴェスニナ(ロシア)はO・サウチュック(ウクライナ)を6-2, 6-2で、D・クツォバ(ベラルーシ)は第8シードのM・リバリコワ(スロバキア)を6-2, 4-6, 6-3で下し、ベスト8へ名を連ねた。ヴァスニナとクツォバが準々決勝で対戦する。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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