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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会4日目の24日、男子シングルス2回戦14試合が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)がR・ハース(オランダ)に5-7, 6-2, 3-6, 6-0, 6-3とフルセットで勝利、3回戦進出を決めている。
第1セットと第3セットで1度ずつハースにブレークを許し、セットカウント1-2とリードを許したナダルであったが、続く2セットをわずか48分で奪い、鮮やかな逆転で勝利を収めている。
「5セットで勝ててとても嬉しい。大抵は3セットでの勝利を望むけど、特にこのコートでは数ポイントの差で決まってしまうから、いつもストレート勝ちするのは難しいんだ。」とナダル。「2つのセットで4ポイントのプレーが悪くてセットを落としてしまいました。しかし第4、第5セットでは精神的に完璧でした。」
今大会では第1シードのR・フェデラー(スイス)と第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がすでにフルセットマッチを戦っているため、大会序盤の2回戦ながらトップ3全てがフルセットに1度は追い込まれたことになる。
そのナダルに全仏オープンの決勝でストレート負けと喫している第6シードのR・ソデルリング(スウェーデン)は、M・グラノジェルス(スペイン)を7-5, 6-1, 6-4で退け3回戦進出を決めた。
1度もブレークピンチに直面することなく勝利したソデルリングは「試合を通してサーブが良かったね。だけど彼のサーブも良かったしリターンに慣れるのに時間がかかってしまったよ。第1セットの終わりからは、良いリターンが打てるようになってきた。」と試合を振り返った。
この日は、1977年以来33年ぶりにエリザベス女王2世がウィンブルドンを訪れ、センターコートで男子シングルスを観戦した。その試合に登場したのは地元勢のA・マレー(英国)で、J・ニエミネン(フィンランド)を6-3, 6-4, 6-2のストレートで下し、3回戦進出を決めている。
この他の試合の結果は以下の通り。
D・フェレール(スペイン) (9) ○-× F・セラ(フランス), 6-4, 7-5, 6-7 (6-8), 6-3
JW・ツォンガ(フランス) (10) ○-× A・ドルゴポロフ(ウクライナ), 6-4, 6-4, 6-7 (5-7), 5-7, 10-8
S・クエリー(アメリカ) (18) ○-× I・ドディグ(クロアチア), 6-2, 5-7, 6-3, 7-6 (12-10)
T・ベルッチ(ブラジル) (25) ○-× M・フィッシャー(オーストリア), 6-7 (11-13), 7-6 (7-4), 7-6 (7-1), 6-2
G・シモン(フランス) (26) ○-× I・マルチェンコ(ウクライナ), 不戦勝
F・フォニュイーニ(イタリア) ○-× M・ラッセル(アメリカ), 3-6, 5-7, 7-5, 7-6 (8-6), 6-3
J・ベネトー(フランス) ○-× A・ベック(ドイツ), 3-6, 6-2, 4-6, 7-6 (7-5), 6-3
T・カンケ(ドイツ) ○-× A・セッピ(イタリア), 3-6, 6-2, 6-3, 6-4
X・マリス(ベルギー) ○-× J・ライスター(ドイツ), 6-7 (5-7), 6-4, 6-1, 6-4
J・シャーディ(フランス) ○-× L・ラコ(スロバキア), 6-3, 7-6 (7-4), 4-6, 6-7 (5-7), 8-6
P・ペッツシュナー(ドイツ) (33) ○-× L・クボット(ポーランド), 6-4, 3-6, 4-6, 6-3, 6-2
またこの日は、試合開始から3日目に突入した第23シードのJ・アイズナー(アメリカ)とN・マウー(フランス)のシングルス1回戦が再開され、アイズナーが6-4, 3-6, 6-7 (7-9), 7-6 (7-3), 70-68のスコアでテニス史上最長となった試合を制した。
今大会の優勝賞金は100万ユーロ、日本円で約1億1200万円。
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