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女子テニスツアーのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額450万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第6シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が第2シードのウォズニアキを6-2, 6-4のストレートで下し、見事、7カ月ぶりの優勝を飾った。ヤンコビッチは優勝賞金70万ドルを獲得した。
元世界女王のヤンコビッチは、ベースラインからのコーナーを突く力強いプレーでウォズニアキを左右に走らせペースを握らせない展開で勝利。試合時間は1時間24分だった。
ヤンコビッチは第1セット、3度のブレークに成功すると同セットを6-2で奪う。第2セットに入っても勢いを持続したヤンコビッチは、第1ゲームで再びブレークに成功し、勢いに乗る。
そのままリードを保ったヤンコビッチは5-4とリードすると、第10ゲームのサービスをきっちりとキープし、そのまま試合に終止符を打った。最後はヤンコビッチが得意とするバックハンドをダウンザラインに放ち、ウォズニアキのフォアハンドがラインを割った。
試合後、ヤンコビッチはラケットにキスをし、またトロフィーにも同じようにキスをした。ヤンコビッチはトロフィーを持ち上げようとしたが、重くて持ち上がらなかった。
ヤンコビッチは「攻撃的なプレーをしようと思っていた。でもそれと同時に我慢強く、攻撃的すぎないプレーも心がけたの。機会を待って、それが来たときには取りに行った。でも彼女(ウォズニアキ)はもっといいプレーができたと思う。」と話した。
また「最近はジムで筋トレをしていないの。」と述べた。ヤンコビッチはオフシーズン中のトレーニングで筋肉がつき過ぎ、動きが悪くなって試合に勝てなくなったと言われている。
ウォズニアキはコーチである父を各セットでコートに呼び、アドバイスを求めた。しかしヤンコビッチの的確なプレーの前に活路を見い出せず、ストレート負けを喫した。
ウォズニアキは「自分の思い通りに試合が進んでいなかったので、流れを変えようとしたけど大事なポイントでミスをし過ぎてしまった。」と肩を落とした。
また「ミスが多かった。また第1サーブが思ったように入らなかった。通常はサービスからポイントを組み立てていくんだけど、今日はそれがうまくいかなかった。自分は守勢にまわり、彼女(ヤンコビッチ)が試合の主導権を握っていた。」と話した。ウォズニアキは30本の第1サーブのうち19本しかポイントを取れなかった。
現在の世界ランクが9位のヤンコビッチは本日発表される最新の世界ランキングで8位に上昇する。ヤンコビッチは昨年8月のシンシナティの大会以来、優勝から見放されており、久々の優勝となった。これでヤンコビッチはWTAツアー12勝目をマークした。
一方、昨年の全米オープンでは準優勝しているウォズニアキはヤンコビッチを苦手としており、これで4戦全敗となった。しかしウォズニアキは最新の世界ランキングで4位から2位へ浮上することが決まっている。ウォズニアキは2009年に大ブレークし、全米準優勝に加え、8大会で決勝に進み、3大会で優勝している。
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