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女子テニスツアーのチューリッヒ・オープン(チューリッヒ/スイス、賞金総額60万ドル、ハード)は14日、シングルス1回戦6試合が行われ、第5シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)が予選を勝ち上がったV・ドゥシェヴィナ(ロシア)を6-4, 6-1で下すも、その他のシード勢は敗れる波乱含みの1日となった。
世界ランク10位のラドワンスカは、同89位のドゥシェヴィナに3度のブレークを許すも、相手のサービスを7度ブレークする好調さを見せ、1時間20分で試合に終止符を打った。ドゥシェヴィナは予選最終ラウンドで杉山愛(日本)を下しての本戦入りだったが、初戦突破とは行かなかった。ラドワンスカは、K・シュレボトニック(スロベニア)と主催者推薦で出場のT・バシンスキー(スイス)の勝者と2回戦を行う。
この日試合を行った他2名のシード勢は、共に初戦敗退を喫する番狂わせを演じてしまった。第6シードのP・シュニーダー(スイス)はP・クヴィトバ(チェコ共和国)に4-6, 6-3, 4-6で、第7シードのA・チャクエタゼ(ロシア)もM・ニクルスク(ルーマニア)に6-3, 3-6, 2-6と、いずれも予選を勝ち上がった選手に敗れた。
現在世界ランク11位で29歳のシュニーダーは、これが今大会15年連続出場となり2002年には地元優勝を果たしているものの、この敗戦で7回目の初戦敗退となってしまった。同57位で18歳のクヴィトバは、今年の5月に初めてトップ100入りを果たした伸び盛りの選手で、その勢いでベテランを退けた。
チャクエタゼは昨年、実に4度のツアー優勝を飾り、59試合で勝利を上げるなど最高のシーズンを送った。しかしシーズン・オフの12月に、モスクワの自宅で在宅中に強盗が押し入り、2千万円相当の物を盗まれる事件に巻き込まれ、その衝撃からか今年はこれまで1大会の優勝に留まり、今季の成績は27勝22敗と不振に喘いでいる。一方、同66位のニクルスクは、現在ランキング自己最高位におり、自身2度目のツアー8強入りを掛けてV・アザレンカ(ベラルーシ)と2回戦で対戦する。
その他の試合では、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)が主催者推薦のN・リー(中国)を6-2, 6-4で、F・スキアボーネ(イタリア)がC・ウォズニアキ(デンマーク)を7-6 (7-3), 6-2で、M・バルトリ(フランス)がA・サバイ(ハンガリー)を6-4, 6-0で下し2回戦進出を決めた。2回戦では、メディーナ=ガリゲスは第4シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)と、スキアボーネはM・キリレンコ(ロシア)と、バルトリは第2シードのA・イバノビッチ(セルビア)と顔を合わせる。
この日行われたダブルス1回戦に、杉山/シュレボトニック組が登場し、A・ボンダレンコ(ウクライナ)/K・ボンダレンコ(ウクライナ)の姉妹を6-1, 6-4の快勝で退け2回戦へ駒を進めた。
今大会の優勝賞金は、シングルス9万5500ドル、ダブルス3万ドル。
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