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(フランス、パリ)
BNPパリバ・マスターズ(賞金総額245万ドル)は水曜日2回戦を行い、1回戦が免除だったトップ選手たちが全て試合を行ったが、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が敗れる波乱があった。R・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、そして2連覇を狙うN・ダビデンコ(ロシア)らは順当に3回戦へ駒を進めた。
ジョコビッチはF・サントロ(フランス)に3-6, 3-6で敗れる不覚を取り、昨年今大会に続く2回戦敗退となった。今月11日から上海で行われるツアー最終戦に向けて期せずして準備期間が長くなったジョコビッチは、今季は5回の優勝、世界ランキングも自己最高の3位と絶好調な一年だった。
一方のサントロは、先週のリヨンでもトップシードのA・ロディック(アメリカ)を倒すなど、母国開催での奮起が目立つ。3回戦の相手は、この日J・ニエミネン(フィンランド)を7-6 (7-5), 6-3で下した第15シードのA・マレー(英国)。
年間上位8人によって争われるツアー最終戦への残り2人の枠をめぐって、今大会ではトップ選手たちの熾烈な戦いが繰り広げられているが、マレーもこの日の勝利で可能性を上げた。
その他、同切符を狙う射程内にいる主要選手同士の試合では、M・バグダティス(キプロス)が第13シードのI・リュビチッチ(クロアチア)を6-4, 7-6 (7-4)で、またD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が第14シードのC・モーヤ(スペイン)を6-4, 6-4で倒し、それぞれチャンスをキープした。
第10シードのR・ガスケ(フランス)もJW・ツォンガ(フランス)を7-5, 7-6 (7-3)で退けた。
上位シードでは、既に年末世界ランキング1位を確定しているフェデラーが、I・カルロビッチ(クロアチア)を6-3, 4-6, 6-3で下して3回戦へ。次に対戦するのはナルバンディアンで、マドリッドのマスターズ・シリーズ決勝で敗れて以来の再対決となる。
第2シードのナダルはF・ボランドリ(イタリア)を6-3, 6-1で一蹴、3回戦ではJ・I・チェラ(アルゼンチン)を6-3, 6-1で倒したS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ナダルは7月のシュトゥットガルト以来優勝がないが、同大会決勝ではワウリンカを倒している。
昨年度覇者で第4シードのダビデンコは、J・M・デルポトロを7-6 (7-3), 6-1 で下した。3回戦の相手はバグダティス。
今大会の優勝賞金は48万9500ドル。
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