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(モナコ、モンテカルロ)
ATPマスターズ・シリーズのモンテカルロ・マスターズ(賞金総額280万ドル)は、現地火曜日にシングルス2回戦を行い、世界ランキング1位のR・フェデラー(スイス)がA・セッピ(イタリア)と対戦し、7-6(7-4), 7-6(8-6)と2セットともタイブレークの末、クレーでの今季初戦を辛くも勝利で飾った。3回戦では、第13シードのM・ヨージニ(ロシア)を6-4, 6-3で下したリー・ヒュンタクと顔を合わせる。
フェデラーはこれが今年5つ目の大会出場で、既に全豪オープンとドバイで優勝しているが、マスター大会では2度G・カニャス(アルゼンチン)に敗れ、タイトルがまだない。昨年の同大会では決勝でR・ナダル(スペイン)に敗れている。
今大会は2009年からはマスター大会から降格される可能性があり、それを含めた男子プロテニス協会(ATP)の独断的な決定を不服として、フェデラーは選手たちを代表して痛烈な批判を行っている。
イギリス期待の若手で今大会第8シードで出場のA・マレー(英国)は、M・ジケル(フランス)との2回戦を前に背筋の痙攣を理由に試合の棄権を申し込んだ。マレーは実の兄と組んでダブルスを月曜日に行ったが、その試合中にも棄権を余儀なくされていた。「ダブルスの試合の第5ゲームくらいに痛みが襲ってきた。そのままプレーを続けようとしたけど、どんどん痛みが増して、第1セットのタイブレークの時にはもう我慢ができない状態だった。」と、自身の公式ホームページで語っている。
マレーの代わりにラッキー・ルーザーで試合に臨んだG・ガルシア=ロペス(スペイン)は、ジケルを6-4, 1-6, 6-3のフルセットで勝利を収め、その幸運を生かした。
また、ノーシードで出場のM・サフィン(ロシア)もK・フリーゲン(ベルギー)と2回戦を行い、試合を有利に進めながらも第2セットのタイブレークで4度のマッチポイントをふいにし、結果6-0, 6-7(6-8), 4-6で逆転負けを喫した。
その他はシングルス1回戦の対戦で、先週のバレンシア(スペイン)で大会2連覇を達成したN・アルマグロ(スペイン)も登場したが、第10シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)に0-5とリードを許したところで、風邪のため棄権を申し入れた。シード勢では、第11シードのR・ガスケ(フランス)がF・ベルダスコ(スペイン)を7-5, 6-7(12-14), 7-6(7-3)で退け、第12シードのD・フェレール(スペイン)はG・シモン(フランス)を6-3, 6-1で倒し、それぞれ2回戦へ進出を果たした。
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