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9日水曜日、元世界ランキング1位のM・リオス(チリ)が今シーズンから、チャンピオンシップ・ツアーへ参戦する予定であることが明らかになった。
チャンピオンシップ・ツアーは、「世界ランキング1位になったことがある」、「グランドスラム大会準優勝以上の経験がある」、「デビスカップ勝利チームのシングルス代表としてプレーしたことがある」のいずれかの条件を満たしたものだけに参加資格が与えられており、参加者は世界各地を転戦し、ATPツアー同様にポイントを競っていく。現在は、J・マッケンロー(アメリカ)、J・クーリア(アメリカ)、P・キャッシュ(オーストラリア)、G・イバニセビッチ(クロアチア)、B・ベッカー(ドイツ)、S・ブルゲラ(スペイン)、T・ムスター(オーストリア)など錚々たる面々が参戦している。
1998年に全豪オープン準優勝を果たし、インディアンウェルズ、マイアミ、ローマで立て続けに優勝をあげ一気に世界トップに上り詰めたリオスは、2004年に現役を退いたばかり。 リオスの参戦でチャンピオンシップ・ツアーはますます注目を集めると予想される。
ツアーの中心的な存在で、今年46歳になるジョン・マッケンローは、「僕ら選手にとってもファンにとっても、これ(チャンピオンシップ・ツアー)は、第二のチャンスみたいなもの。僕の場合、今でも毎日激しいトレーニングを積んでいて、ツアーを通してイバニセビッチやクーリアといった若い連中が相手でもまだ戦えるかどうか確かめることが出来るんだよ。」と語り、ツアーの意義を強調して見せた。
チャンピオンシップ・ツアーの開催スケジュールは以下のとおり。
カタール 3/29-4/1
香港 4/6-9
スペイン(バルセロナ) 4/20-23
スペイン(ローマ) 5/13-17
クロアチア 8/3-6
ポルトガル 8/8-11
オーストリア 8/15-19
フランス 9/14-17
オランダ 10/12-15
アイルランド 10/19-22
ドイツ 11/16-19
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