男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は16日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク25位の
S・チチパス(ギリシャ)が同56位の
L・ダルデリ(イタリア)を6-4, 3-6, 7-6 (7-5)の激闘の末にフルセットで下し芝コート初戦を白星で飾るとともに、4年連続5度目の初戦突破を果たした。
>>大坂 なおみvsサムソノヴァ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、サバレンカ、ガウフら ベルリン テニスOP組合せ<<25歳のチチパスが同大会に出場するのは4年連続5度目。過去4度の出場ではいずれも2回戦敗退となっている。
そのチチパスは今季、3度の優勝を飾っていた4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で準々決勝敗退。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選勝者のM・ジガンテ(イタリア)に敗れ2回戦敗退となり、この結果、2018年8月以来、約6年10ヵ月ぶりに世界ランキングでトップ20から陥落した。
そして先月、不調を打破するためチチパスは長年
N・ジョコビッチ(セルビア)を支えた
G・イバニセビッチ(クロアチア)氏をコーチに招へい。今大会はそのイバニセビッチ氏との体制で臨む初の大会であり、芝シーズンの初戦となった。
23歳のダルデリとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、第7ゲームでブレークを奪ったチチパスはリードを守りきり先行。しかし、第2セットでは第2ゲームでブレークを許し、自身は1度もブレークポイントを握れずにセットカウントは1-1となる。
迎えたファイナルセット、チチパスは5度のブレークポイントを握られながらもすべてセーブしキープを重ね、タイブレークに突入。4度目のマッチポイントを取り切ったチチパスが勝利を収め、2回戦へ駒を進めた。
勝利したチチパスは2回戦で第5シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)と世界ランク33位の
A・ミケルセン(アメリカ)の勝者と対戦する。
【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証
■関連ニュース
・アルカラス、シナーへ「君と歴史作る」・フェデラー 全仏OP決勝を称賛・世界1位 波紋発言を釈明■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング