テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、第6シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク81位の
C・ノリー(イギリス)を6-2, 6-3, 6-2のストレートで下し16年連続19度目のベスト8進出を果たすとともに、大会通算100勝を達成。これは昨年引退した
R・ナダル(スペイン)の112勝に次ぐ勝利数となった。
>>ジョコビッチvsノリー 1ポイント速報・結果<<>>シナー、アルカラスら 全仏OP組合せ<<38歳で世界ランク6位のジョコビッチが同大会に出場するのは21年連続21度目。2016年、2021年、2023年には優勝を飾っている。
四大大会のシングルスで男女を通じて歴代最多となる25度目の優勝を狙うジョコビッチは今大会、1回戦で世界ランク98位の
M・マクドナルド(アメリカ)、2回戦で同73位の
C・ムーテ(フランス)、3回戦で予選勝者で同153位のF・ミソリッチ(オーストリア)をいずれもストレートで下し4回戦に駒を進めた。
一方、29歳のノリーは3回戦で世界ランク55位の
J・ファーンリー(イギリス)を下しての勝ち上がり。
4回戦の第1セット、ジョコビッチは1度ブレークを許したものの、自身は2度のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、ジョコビッチはミスを多発し第1ゲームをラブゲームで落とすが、第4ゲームでブレークを返す。第7ゲームでは1度ブレークポイントをしのぎ、5度のデュースの末にキープに成功したジョコビッチは、直後のリターンゲームでロングラリーを制して再びブレークを奪い、1ブレークの差を守り切ってセットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セットに入ってもジョコビッチの勢いは衰えず、ドロップショットを多用するなどコートを広く使った攻撃でノリーを揺さぶり、2度のブレークに成功。最後までリードを守りきり勝利を収めた。
この勝利によりジョコビッチは史上2人目の同大会通算100勝を達成。これは「赤土の王者」と称され、同大会で歴代最多となる14度の優勝を飾ったナダルの112勝に次ぐ勝利数となる。
なお、ジョコビッチは準々決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と顔を合わせる。ズべレフは4回戦で世界ランク35位の
T・フリークスポール(オランダ)と対戦したが、ズべレフから6-4, 3-0となった時点でフリークスポールが棄権を表明。ズべレフは思わぬ形でベスト8進出を果たした。
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