男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
C・アルカラス(スペイン)が第8シードの
L・ムセッティ(イタリア)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで破り初の決勝進出を果たした。
>>PR 5/25(日)開幕「全仏オープンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>【動画】アルカラス、タイブレーク制し決勝進出!勝利の瞬間!<< >>アルカラスvsムセッティ 1ポイント速報・結果<<>>シナー、アルカラスら BNLイタリア国際組合せ<<22歳で世界ランク3位のアルカラスが同大会に出場するのは2年ぶり2度目。初出場となった2023年は3回戦で敗れている。今大会は初戦の2回戦で予選勝者で同131位の
D・ラヨビッチ(セルビア)、3回戦で同64位の
L・ジェレ(セルビア)、4回戦で第23シードの
K・ハチャノフ、そして準々決勝では第5シードの
J・ドレイパー(イギリス)を6-4, 6-4のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。
一方、3年連続5度目の出場となった23歳で世界ランク9位のムセッティは、これまで16強が最高成績となっていたが、今大会は初戦の2回戦で予選勝者で同130位の
O・ヴィルタネン(フィンランド)、3回戦で第28シードの
B・ナカシマ(アメリカ)、4回戦で第10シードの
D・メドベージェフを破り初のベスト8に進出。そして、準々決勝では昨年王者で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-1),6-4のストレートで破り、同大会初の4強入りを果たした。
両者はこれまでに5度対戦しており、アルカラスから4勝1敗。直近の対戦はロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)決勝で、この時はアルカラスが3-6, 6-1, 6-1の逆転で勝利し優勝を飾っている。
準決勝の第1セット、アルカラスは第1ゲームでムセッティのバックハンドのエラーによりいきなりブレークを奪う。直後のサービスゲームでは15-40から3度のブレークポイントを凌ぎキープに成功したアルカラスは第5ゲームで再びブレークに成功。第6ゲームではスマッシュをネットにかけるなどしてブレークを許したアルカラスだったが、第9ゲームでは持ち前の広いコートカバーリングでムセッティからミスを引き出し、3度目のブレークを奪って先行する。
続く第2セット、アルカラスは5度のダブルフォルトを犯し2度のブレークを奪われリードを許すも、完全に流れを渡すことなく2度のブレークに成功。第12ゲームでは正確なドロップショットや鋭いバックハンドのダウンザラインを決め、マッチポイントを迎えたアルカラスだったが、これを活かすことができず。それでも突入したタイブレークを制して勝利を収めた。
勝利したアルカラスは決勝で第1シードの
J・シナー(イタリア)と第11シードの
T・ポール(アメリカ)の勝者と対戦する。
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