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ジョコに敗戦「チャンスあったが」

ノヴァーク・ジョコビッチ、ロレンツォ・ムセッティ
試合後のムセッティとジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間13日(現地12日)、男子シングルス準決勝が行われ、第25シードのL・ムセッティ(イタリア)は第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に4-6, 6-7 (2-7), 4-6のストレートで敗れ、四大大会初の決勝進出とはならなかった。試合後の会見でムセッティは「第2セットの終盤ではブレークできるチャンスがあった」と明かした。

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世界ランク25位で22歳のムセッティがウィンブルドンに出場するのは4年連続4度目であり、最高成績は昨年の3回戦進出。今大会では1回戦で同92位のC・レスティエンヌ(フランス)(フランス)、2回戦で同37位のL・ダルデリ(イタリア)、3回戦で同122位のF・コメサナ(アルゼンチン)、4回戦で同58位のG・ペリカー(フランス)、準々決勝で第13シードのT・フリッツ(アメリカ)を下し四大大会初のベスト4に駒を進めた。

そして準決勝では37歳で世界ランク2位のジョコビッチと対戦。第1セット、第6ゲームでブレークを許したムセッティだが第9ゲームでブレークバックに成功。しかし、直後の第10ゲームで2度目のブレークを許し先行される。

続く第2セット、ムセッティは第1ゲームでジョコビッチのミスを見逃さずブレークチャンスを掴むと最後はバックハンドウィナーを決めブレークに成功。直後の第2ゲームで2度のブレークポイントを凌ぎキープし流れが傾くかと思われたが第6ゲーム、ジョコビッチに強烈なリターンエースを決められブレークバックを許す。

その後はサービスキープを続けタイブレークに突入。ジョコビッチに開始から2度のミニブレークを許し3ポイントを連取されたムセッティは鋭いフォアハンドウィナーを決め1度はミニブレークを返す。それでも、その後は挽回できず、セットカウント0-2と後がなくなる。

後がないムセッティは第3セット、第1ゲームでブレークポイントを握られると最後はパッシングショットを決められ、いきなりブレークを許す。その後は互いにサービスキープを続けると第9ゲーム、0-40とされ3本のマッチポイントとなるブレークポイントを握られるも怒涛の5ポイント連取でサービスキープする。

そしてジョコビッチのサービング・フォー・ザ・マッチとなった直後の第10ゲームではこのセット初のブレークチャンスを握るも活かせず、2時間48分で力尽きた。

試合後の会見でムセッティは「僕たちが対戦するのはこれで7度目だったと思う。こんなノーレ(ジョコビッチ)とは対戦したことがなかった。今日は本当に感動したよ。芝での初対戦だった。彼のテニスはこのサーフェスにとても合っていた。特にリターンの仕方。まるでジョークのようだった。重要なポイント、特に第2セットの終盤ではブレークできるチャンスがあったけど、彼のサーブは本当に良かった。彼は勝つに値したよ」とコメントした。

また、好成績を収めた今大会について「たくさんのポジティブなことを持ち帰ることができる。ツアーで誰とでも戦えることを認識しなければならないね。誰に対しても勝つことができるんだ。この大会の前はそんな知識はなかった。特に試合時間が長いグランドスラムでは自分のレベルをさらに高められると思う。この思いを持って帰る。ほぼ誰にでも勝てるとね」と述べている。

なお、勝利したジョコビッチは決勝戦、昨年王者で第3シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは準決勝で第5シードのD・メドベージェフを6-7 (1-7), 6-3, 6-4, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。

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