女子テニスのカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク59位の
Ka・プリスコバ(チェコ)が同747位の
大坂なおみとの元世界ランク1位対決を7-6 (8-6),7-6 (7-5)のストレートで制し、ベスト4進出を果たした。
>>【動画】プリスコバが大坂なおみ撃破!<<>>大坂 なおみが8強カタールOP組合せ<<前週のトランシルバニア・オープン(ルーマニア/クルージュ・ナポカ、ハード、WTA250)で約4年ぶりのツアー優勝を成し遂げ、今大会に臨んでいるプリスコバ。トランシルバニア・オープンの決勝から今大会の初戦までの間隔は約23時間という超ハードスケジュールだったが、3試合に勝利して大坂戦を迎えた。
準々決勝、第1セット第2ゲームで先にブレークを許したプリスコバだが、直後の第3ゲームでブレークバックに成功すると、タイブレークを取り切り先行。第2セットも先にブレークされるが、そこから追いつき、第1セット同様タイブレークの接戦をものにして1時間43分で大坂を振り切った。
勝利後のオンコートインタビューでプリスコバは前回大会からの移動や、大坂戦について語った。
「その日(前週大会の決勝の日の夜)は飛行機に乗れてラッキーだった。朝について、夕方にプレーしたの。今週はかなり幸運ね。いくつかのマッチ勝利も付いてきた。今日(大坂戦)も簡単ではなかった。ところどころにいくつかのポイントがあったと思う。まだ生き残っていて、トーナメントに参加できていて幸せよ」
プリスコバは準決勝で、同1位で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準々決勝で同31位の
V・アザレンカを下しての勝ち上がり。
なお、同日に行われた準々決勝では第3シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)と同32位の
A・パブリュチェンコワも準決勝に進出した。
敗れた大坂は昨年7月の出産後初のツアーベスト4進出とはならなかった。
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