男子プロテニス協会のATPは１２日、ATPツアーにおけるスポーツベッティングに関するデータや、映像配信の権利についてスイスのブックメーカー「Sportradar」社と複数年契約を結んだと発表した。
「Sportradar」社はスイスに本社を構え、国内外のスポーツや企業向けにブックメーカーとしてデータを提供する企業。今回ATPはチャレンジャーツアーを含めたすべての大会に関するデータを「Sportradar」社に提供し、スポーツベッティングなどの興行的側面をより強くすることとなった。
また、審判や選手、テニス関係者の八百長も監視するシステムも改善され、純粋にファンが賭け事を楽しめる環境を整備していく。
「Sportradar」のトップであるカールステン・コール氏はATPを通じ「業界大手のスポーツテクノロジー企業として、当社はATPの野心的な成長計画に応える理想的な立場にあるはずだ。この協力的なパートナーシップは、コンピュータービジョンやAIなどのテクノロジーの応用を通じて、ATPサービスの一部として魅力的な製品とサービスを生み出すことになる。これにより、ベッターとファンがテニスというスポーツを体験する新しい方法を提供しながら、関係を効果的に収益化できるようになるはずだ」とコメントした。
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男子
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女子
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