男子テニスのレーバーカップ2023(カナダ/バンクーバー、室内ハード)は大会初日となる22日、シングルス1試合目にチーム・ワールドの
B・シェルトン(アメリカ)が登場し、チーム・ヨーロッパの
A・フィス(フランス)を7-6 (7-4), 6-1のストレートで破り初戦白星をもたらした。試合後には今月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でみせた電話セレブレーションを披露した。
>>【動画】20歳シェルトン 勝利後の電話セレブレーション<<>>土居 美咲 東レPPO予選1回戦 1ポイント速報<<レーバーカップは
B・ボルグ(スウェーデン)率いるチーム・ヨーロッパと
J・マッケンロー(アメリカ)率いるチーム・ワールドが単複で3日間かけて対戦するエキシビションマッチ。毎日4試合が行われ、1勝するごとに初日は1ポイント、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントを獲得する仕組みで勝敗を決める。
過去5度行われてきた同大会、チーム・ワールドは第1回から第4回まで全敗だったものの昨年は初勝利。そして昨年はイギリスのロンドンにあるO2アリーナで開催され、
R・フェデラー(スイス)の現役最後の試合が行われた。
この日のシングルス1試合目ではチーム・ワールドの20歳シェルトンがチーム・ヨーロッパの19歳フィスと激突。第1セット、互いにサービスキープを続けるとタイブレークに突入。先にミニブレークを許し1-4とリードされたシェルトンだったが、怒涛の6ポイント連取で先行する。
続く第2セット、開始からブレークチャンスを掴んだシェルトンは第4ゲームでブレークに成功。一気に5ゲームを連取し、1時間19分で勝利を決めた。
試合後の会見でシェルトンは「観客が僕を盛り上げてくれたし、僕自身も今日はチーム・ワールドを盛り上げたかった。最初からプレッシャーを感じていたけど、彼(フィス)が良いサービスゲームをしたり、良いポイントを取ったりするたびに自分もそれに応えようと思ったよ。今日はすべてが完璧だと感じた」とコメントした。
そしてシングルス2試合目ではチーム・ワールドの
F・セルンドロ(アルゼンチン)がチーム・ヨーロッパの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)をストレートで退け、チーム・ワールドが2連勝と好スタートを切った。
【9月23日の日程・結果】
チーム・ヨーロッパ 0-2 チーム・ワールド
フィス 6-7 (4-7), 1-6 シェルトン
ダビドビッチ フォキナ 3-6, 5-7 セルンドロ
G・モンフィス(フランス) vs.
F・オジェ アリアシム(カナダ)A・ルブレフ/ フィス vs.
F・ティアフォー(アメリカ)/
T・ポール(アメリカ)【チーム・ヨーロッパ】
キャプテン:B・ボルグ
A・ルブレフ
C・ルード(ノルウェー)H・フルカチュ(ポーランド)A・ダビドビッチ フォキナ
A・フィス
G・モンフィス
【チーム・ワールド】
キャプテン:J・マッケンロー
T・フリッツ(アメリカ)F・ティアフォー
T・ポール
F・オジェ アリアシム
B・シェルトン
F・セルンドロ
<補欠>
C・ユーバンクス(アメリカ)M・ラオニッチ(カナダ)
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