テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク47位の
B・シェルトン(アメリカ)が第14シードの
T・ポール(アメリカ)を6-4, 6-3, 4-6, 6-4で破り、大会初のベスト8進出を果たすとともに、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続き四大大会2度目の8強入りとなった。
>>ジョコビッチvsゴヨ 1ポイント速報<<>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<2年連続2度目の全米オープン出場となった20歳のシェルトン。昨年大会では初戦で敗れていたものの今大会は1回戦で世界ランク66位の
P・カチーン(アルゼンチン)を下し初戦突破。2回戦では同81位の
D・ティーム(オーストリア)が第2セット途中で棄権したため3回戦に駒を進めると、3回戦では77位の
A・カラツェフを破って16強入りを決めた。
アメリカ勢対決となったこの日、第1セットでシェルトンは5本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定せず8度のブレークチャンスをポールに与えるも、1度のブレークに抑える。逆に自身はリターンゲームで2度のブレークポイントをいずれもものにする決定力を見せ第1セットを先取した。
勢いそのままに第2セットを奪ったシェルトンだったが、第3セットは2度のブレークを許しセットカウント2-1と反撃を受ける。しかし、第4セットが4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。ポールに1度もブレークを与えることなく、2時間51分で勝利した。
男子シングルスで8強1番乗りを決めたシェルトンは準々決勝で第10シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と世界ランク110位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
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