テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は６日、第５シードの
Ｓ・チチパス（ギリシャ）と世界ランク４０位の
Ａ・マレー（イギリス）のシングルス２回戦が行われたが日没サスペンデッドで順延となった。試合は第３セット終了時点で約３時間経過しており、マレーが6-7 (3-7), 7-6 (7-2), 6-4とリードしている。
＞＞【動画】マレー 歓声に包まれコートを後に、試合は日没順延＜＜＞＞ジョコビッチ、綿貫らウィンブルドン組合せ＜＜２０１３年と２０１６年のウィンブルドンを制している３６歳のマレーは今大会、１回戦で世界ランク２６８位の
Ｒ・ペニストン（イギリス）をストレートで破り初戦突破。一方、世界ランク５位のチチパスは１回戦で同９１位の
Ｄ・ティーム（オーストリア）を２日間に渡る死闘の末にフルセットで下し２回戦に進出した。
この日の第１セット、互いにブレークを許さずサービスキープを続けタイブレークに突入。マレーは3-3から４ポイントを連取され、チチパスに先行を許す。
続く第２セット、第１セットと同様に互いにブレークを許さず、再びタイブレークにもつれ込む。マレーが２度のミニブレークに成功し、１セットオールに追いつく。
そして第３セットの第１ゲーム、この試合で両選手通じて初のブレークに成功したマレー。第４ゲームで２度のブレークポイントを凌ぐと、サービング・フォー・ザ・セットとなった第１０ゲーム、芝に足を取られ倒れこんだマレーだったが３度目のセットポイントをものにし、セットカウント２－１とリードする。
この時点で試合は日没サスペンデッドで順延となった。
なお、この試合の勝者は３回戦で世界ランク６０位の
Ｌ・ジェレ（セルビア）と対戦する。ジェレは２回戦で第３２シードの
Ｂ・シェルトン（アメリカ）を3-6, 6-3, 7-6 (7-5), 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
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