男子プロテニス協会のATPは3日、公式サイトに前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で初優勝を果たした
D・メドベージェフのコメントを掲載。今季マッチ29勝3敗で4勝目を挙げたことについて「今までのシーズンの中で、最高のスタートだと思う」と語った。
>>メドベージェフ優勝 マイアミOP組合せ・結果<<>>綿貫 陽介、ティアフォーら ヒューストン組合せ<<マイアミ・オープンを制し、3日付の世界ランキングで4位に浮上した27歳のメドベージェフ。今季は2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)と3週連続でツアーを制覇。
先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では決勝で
C・アルカラス(スペイン)に屈し準優勝となったものの、マイアミ・オープンでは決勝で
J・シナー(イタリア)を7-5, 6-3のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」で通算5度目のタイトルを掲げた。
この勝利についてメドベージェフは「今までの中で最高のシーズンスタートだよ。獲得したポイントの多さに驚いている。2019年も素晴らしかったと思う。その年は自分にとっても新しいことだった。今回の状況は同じようなものだと思うよ」と語った。
また、過去にメドベージェフは2019年の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)とW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)、2020年のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)、2021年のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)でタイトルを獲得。今回の優勝で「ATPマスターズ1000」におけるハードコート大会では6大会中5大会を制覇したこととなった。
そのことについては「ハードコートは得意だよ。そこでプレーするのが好きで、一番気持ちいい。芝やクレーでも十分なプレーができるとわかっていても、ハードコートは最も上手くいく感じがする。このサーフェスではベストなテニスでなくても、試合に勝つことができる。それが大きな違いだよ」と述べている。
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